川内村全村民帰還の取り組み・伊達市小国の除染・特別委員会調査(4)


22日、川内村の全村民帰還の取り組みでは、雇用ではあらゆる手立てを尽くす対策、除染では組合を作っての対応など涙ぐましい努力がなされていました。ただ、村全体が東側の原発立地地区の富岡町との交流が主だったので、ここが分断されており買い物や雇用など困難も多いです。医療対策はここでも厳しい状況でした。生活道路対策は重要です。
写真は、田の除染対策に使われているゼオライト

写真は、先を見越して一般の住宅にも転換できるように作られた仮設住宅
伊達市小国では、除染で出る仮置き場対策を見ました。市の課長さんからは、仮置き場は42か所できた、仮置き場の放射能は少し離れれば高くないことなどが説明されました。

写真は、仮置き場で説明を受ける、この袋50袋分が一軒で出る量とのこと、除染は一軒で一週間ほどかかると業者の説明でした(7人くらいで)

2万3千人の避難者受け入れのいわき市に支援を・特別委員会調査(3)


いわき市との懇談では、住宅事情のひっ迫対策・医療機関等に関すること・福祉施設に関すること・交通渋滞対策・住民感情悪化に関してなどの要望をいただきました。
写真は、説明する渡辺敬夫いわき市長

写真は、質問する私

お礼とともに本当に支援の必要な方の支援をと県内自主避難者との懇談。蓄電池開発工場。特別委員会調査(2)


特別委員会調査2日目は、会津若松の県合同庁舎で「県内自主避難者連絡会」の酒井信裕さん他母子避難の方を中心に懇談をし要望をお聞きしました。県内自主避難者に妊婦・子どもを持つ方の家賃補助が出たことはお礼を申し上げたいが、支援が限定的であるなどいろいろなご意見要望をいただきました。
共産党県議団は差別なく支援をすることを強く求めています。
写真は、会のみなさんとの懇談

写真は、会のみなさんから要望を受ける
いわき市に移動して「産業復興企業立地補助金」を利用した企業・古河電地(株)いわき事業所を訪問しました。素晴らしいバッテリーの最新技術の説明を受けましたが、雇用は10年で10人の純増とのこと、雇用を増やしてもらうことは大変です。
a href=”https://miyakawa-emiko.sakura.ne.jp/wp/?attachment_id=7379″ rel=”attachment wp-att-7379″>
写真は、最新技術のバッテリーの説明パネルの前で

写真は、ウルトラバッテリーで、ピーク電源削減・災害時の非常用電源・再生可能エネルギーの不安定発電の平準化の説明を受ける

「諸悪の根源中間指針」と浪江町・「風評被害克服して海外進出」の味噌製造会社・特別委員会調査(1)


福島県議会「産業振興雇用県土再生対策特別委員会」の県内調査が11月20~22日行われました。〇浪江町役場二本松事務所〇郡山の宝味噌本店〇会津若松で「県内自主避難者連絡会」との懇談〇いわき市古川電池〇いわき市役所〇川内村役場〇伊達市の除染作業です。
浪江町役場では馬場有町長などが対応してくれ、復興計画の第一歩を手作りで作った、区域再編もある。620自治体に全村民避難している、どれだけ被災で苦しんでいるか察していただきたい、賠償・除染・健康管理・医療保障が重要。悲痛・怒り・声なき声を聞くことが重要と思っていると話されました。
また、賠償では「諸悪の根源は中間指針だ」と言い、東電と国の姿勢を正すよう求められました
写真は、二本松に避難している浪江町役場で馬場有町長等と懇談

写真は、浪江町役場の前で

郡山の宝味噌本店では、風評被害を克服して海外進出を果たしている話などをお聞きしました
写真は、味噌作りを見せていただきました