目に見えない・臭わない・色もない放射能に重装備して視察。どこが「収束」!・原発2年後の実態・志位委員長らと県議団原発視察(1)

3月9日、日本共産党国会議員・福島県会議の各議員団で福島第一原発の視察をしました。参加者は、志位委員長・笠井・高橋の各衆議院議員、神ともこ參院議員と福島県議団です。敷地内の視察は80分でしたが、防護準備も含め約5時間(総時間7時間)でした。目に見えない・臭わない・色もない、放射能は異質の物と実感しました。

壁面が崩れ落ち水素爆発の影響が生々しい4号機の原子炉建家最上部(エレベーターで上がる)や、敷地を埋める放射性汚染水を貯めた巨大タンク群、津波の爪痕がいまだ残る海側や、地震で倒壊した夜の森線鉄塔(これで外部電源が失われた)などです。
3号機建家のそばは、1ミリ(1000μシーベルト)以上との説明がありました。
4号機の使用済み燃料は供用プールに移す計画ですがほぼ満杯なので、今までの冷えた分はキャスクに移すといいます。10年くらい経っているのであったかい程度だと言ってました。

視察を終えて記者団の質問に答えた志位委員長は、収束には程遠い、事故真っただ中にある状況で、特に汚染水の問題が深刻と述べました。

志位委員長は、原子力発電所免震重要棟で作業中の皆さんに「過酷な条件のもとでの仕事に敬意を表します、非常に長く多くの困難が予想されますが健康と安全を第一に力を尽くしてください、国政に身を置くものとしてがんばります」とねぎらいました。

作業拠点になっている、南側のJビレッジから20㌔北側の第一原発に行く途中、放射能濃度が高いため立ち入り禁止になっている大熊町は、人影もなく荒れ放題なった田畑家々が続いていました。6号国道の原発入口交差点は、24μシーベルトでした。

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写真は、まずJビレッジでWBC(ホールボデカウンター)

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写真は、事前説明

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写真は、WBCの前で紙ともこ参議院議員と懇談する志位委員長

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写真は、最後に記者のみなさんの質問に答える志位委員長

※原発敷地内の写真は、赤旗記者など特定の人しか写せなかったので手に入ったらアップします。