3月4日、日本共産党を代表して追加代表質問を行いました。「双葉町の避難先である埼玉県加須市・旧騎西高校から近隣の民間住宅に転居する場合、災害救助法で早急に支援できるように国に求める」と原子力損害賠償担当理事が答弁しました。私は、早く対応してほしいという要望が、加須市・旧騎西高校の入居者から求められていると強く求めました。
知事には、いまだに15万4千人にのぼる避難者が展望のない状況にあることを述べ、現行法で対応できない避難者への支援を国に求めるよう質問しました。
このほか、復興住宅の建設促進、産業雇用創出、再生可能エネルギー推進などについて質問しました。
一昨年上限を200億円に引き上げた、ふくしま産業立地補助金の指定状況は、大企業で45社・48件・補助予定額は805億円・新規雇用予定は1232人、中小企業で240社・243件・1056億円・新規雇用2796人となっていることなどが示されました。
介護の人材不足対応では、特に浜通りが深刻で、全県的に新年度1000人の人材を育成したいとしていますが、予算は2億3千万程度です。
企業誘致そのものも積極的に行うことは必要と思いますが、、そこに多額のお金をつぎ込むことに疑問と不安を感じます。製造業関係はいかにして人を減らすか合理化をするかを目標にしているからです。介護で雇用を増やすことにもっと支援をすべきではないでしょうか。
写真は、質問