東北電力ガス火力発電と太陽光発電(3)

3日は、仙台にある東北電力のガス火力発電と太陽光発電でした。太陽光発電は不安定なので火力発電と組み合わせることで安定供給をするという説明です。仙台火発4号機はガスタービン発電と蒸気発電を組み合わせることによって熱効率を飛躍的に向上させた、CO2の排出量を約60%削減したといいます。
太陽光発電はこの発電所だけで600戸の発電ができるとの説明でした。水力・地熱・風力・太陽光と実施しているようですが蓄電池の開発など力を入れることが重要ですが、何と言っても原発に決別することが飛躍的発展に欠かせません。

写真は、ガス火力発電を見る

写真は、太陽光発電の前で

地域の宝を生かした産業振興・再生可能エネもこの中で、水俣と同じあやまちをした原発(2)

2日目は宮城県の大崎町鳴子でした。人づくりを大切にし地域の宝を生かしたまちづくりをしてきました。危機意識を共通にして地域資源・宝を生かしたまちづくり田んぼ作り・大豆プロジェクトなど観光などと一致させる素晴らしいものでした。特に「冬水田んぼ」はプロジェクトは、渡り鳥の飛来地を確保して「月に雁」自然と人間の共生をテーマに食べ物・観光・農業・子どもをつなぎ絵本まで作っての大変壮大な計画でした。

熊本出身の部長さんが、原発放射能の問題での質問に対し、難しい問題だ綿花の栽培など食品以外産品なども考えられるが時間がかかる、(原発は)熊本・水俣のようなあやまちをしたと言っていたのが印象的でした。

写真は、旅館の食べ残しを観光客が自ら持ってきて発酵ガスを利用してガス灯をともすプロジェクトです。

高齢者福祉策を考えた災害復興住宅必要だが町負担が心配と亘理町、飛行機があったら大災害になったかもと仙台空港。特別委員会視察(1)

7月31日~8月2日にかけ、「産業振興・雇用・県土再生対策特別委員会」が宮城県亘理町・仙台空港・宮城県庁・大崎市・東北電力仙台火発と太陽光発電を視察しました。

1日目の津波被害の大きかった亘理町では災害復興住宅建設問題を中心に聞きました。津波の大被害を受けた町では災害公営住宅建設にあたり、車いす対応や空間確保や設備など高齢者福祉策を考慮した整備を進めたいとしていましたが、坪単価50万円といわれているが足が出ると町負担になるのではと心配していました。

写真は、地震で使えなくなったため仮設の役場で対応していただきました。

仙台空港は素早い復興がなされたようでしたが、幸いにも着陸していた飛行機が1機もなかった、燃料を満タンにしていて火災があったら、乗客はもちろん近所から避難してきた1700人の方々がどうなったか・・と言っていました。
写真は、津波が3、2メートルまで来た空港。