遠野・木質ペレット工場中止に・地元住民の不安と心配の声が動かす

いわき市遠野町で遠野興産が計画していた、木質ペレット工場の建設が中止になりました。住宅地・小・中・高・保育所・幼稚園・水道の配水池が近くにある町の中に、粉塵・騒音・放射能・ダイオキシン等心配が山積される工場を町の中に作ることは大問題と地域住民の方々がこぞって中止を求めていたものです。

【工場断念を報道する地元紙】

日本共産党県議団も、6月定例県議会で、住民の声に真摯に耳を傾けるよう県としても求めるべき、特に、税金である復興予算を使って行う工場設置なのだから住民の理解が絶対必要と求めていました。

「国と東電を呼んで議会全員協議会を」議長申し入れ・日本共産党県議団

5日、県議会閉会後、共産党県議団は杉山純一議長に「(原発問題で)県議会全員協議会の早期開催を求める申し入れ」を行いました。

東日本大震災・原発事故から6年4か月になろうとしています。東電の経営陣が変わりましたが、福島第二原発の廃炉は言わない、凍土遮水壁問題では国の規制委員会が東電の説明を不誠実だといい、東電トップが双葉町の一部地域の避難指示が解除されたような間違い発言を言ったり、また、避難自治体や避難者の複雑多様化・除染の不正疑惑・商工賠償の打ち切や財物賠償等、国と東電に直接正さなければならないことが山積しています。

「森友・加計学園問題の真相究明」「憲法9条を改正しない事」「核兵器禁止条約交渉に参加せよ」「農業個別所得補償制度法制化せよ」の意見書が共産・民進一致・県議会閉会。

5日、今日は本会議が開かれ、各常任委員会や特別委員会の報告、討論・採決で、閉会しました。補正予算は共産党も含め全会派一致で賛成。議案では情報漏洩や県民に対する情報の黒塗りを増やしかねない条例等に共産党は反対しました。

【討論は宮本議員】

国に対する意見書では「森友・加計学園問題の真相究明」「憲法9条を改正しない事」「核兵器禁止条約交渉に参加せよ」「農業個別所得補償制度法制化せよ」が共産・民進の会派が一致しましたが、自民・公明の反対で否決されました。

【左は共産・その脇は民進・真ん中に公明・向こう側の一番右が自民】

討論は、宮本しずえ県議が行いましたが、いつものヤジはほとんどなく、やはり東京での自民党の大敗は影響あったのかな?と思いました。

閉会後共産党の控室に、議長・知事・教育長・県警本部長が慣例でご挨拶に見えました。

【右側の腕がいたそうでした】

教育長は議会半ばに転んで腕を骨折したそうですが、閉会日まで出席してました。大変でした。

敗因は「THIS」だが、主犯は「A」…東洋経済オンラインより

4日、県議会は採決委員会でした。明日は閉会の本会議です。今議会を総括し討論の準備をしています。時間があったのでネットを見てたら何だろう?というのがアップされてたので見ました。

(東洋オンラインによると)自民惨敗について「THIS IS 敗因」(閣僚経験者)との指摘が大ウケしている。「頭文字をとって、Tは豊田、Hは萩生田、Iは稲田、Sは下村」という解説だ。秘書に信じられないような罵詈雑言を浴びせ、暴行もしたという「魔の2回生」の豊田真由子衆院議員、加計学園問題で「総理の意向」を振りかざして文部科学省を押し切ったとの疑惑を招いた萩生田光一官房副長官、「自衛隊としてご支援を」と弁護士出身らしからぬ失言で火だるまになった稲田朋美防衛相、そして選挙戦の最中に加計学園関係者からの「闇献金疑惑」が週刊誌に報道された下村氏の4人が自民惨敗の”戦犯”というわけだ。

ただ、「4人の疑惑などは確かに票を減らしたが、そもそも”1強”にあぐらをかいた安倍政権の独善的な政局運営への国民の不信、不満が底流にある」(首相経験者)ことは否定しようがない。永田町でも「『THIS IS』のあとに『A』を入れるべきだ」との声も広がる。当然、「A」とは首相を指していることは間違いない。

「首都で審判・解散総選挙で信を問え」国政の私物化、憲法を壊す政治を続けていいのか!

自民党が歴史的大敗をし、日本共産党が躍進した東京都議選から一夜明けた3日、日本共産党は、新宿駅西口で都議19人と志位委員長の勢ぞろいで緊急街頭演説を行いました。国政の私物化、憲法を壊す政治をこのまま続けていいのかと訴えました。

日本共産党は、前回比2議席増で19議席、自民党は前回比59議席で23議席です。他党の議席一覧は下記のとおりです。

地域創成・産業振興対策特別委員会

7月3日「地域創成・産業対策特別委員会」の総括審議が行われました。この特別委員会は、地域創成に向けた新産業対策について、地域の特性を生かした産業振興対策についての審議を行う特別委員会です。一昨年12月に発足させ、これまでの調査や意見交換を踏まえ中間とりまとめを行うものです。

私は、水素エネルギーについては価格・安全性・CO2排出問題などで疑問を持つ、県内中小企業にお金が還元できるような地域循環型になるような支援が重要、企画立案の段階で女性の視点が重要などの意見を言いました。

自民惨敗・共産大きな躍進!・都議選の支援ありがとうございました

昨日投開票された東京都議選は、小池新党が半数以上、自民党惨敗、日本共産党大きな躍進でした。ご支援ご協力ありがとうございました。

共産19で(+2)。自民23、公明23、民進5、ネット1、維新1、都民55。合計127です。

福島市を中核市に同意議案等・東電新経営陣の問題等指摘・総務常任委員会審議。

29日、総務常任委員会でした。総務部は、補正予算とエコカー減税や個人情報保護と情報公開条例の一部改正条例、福島市の中核市同意など12件でした。

原発事故関連では、東電が新体制になりましたが、凍土遮水壁問題で東電が事実に反した説明を原子力規制委員会に説明したことについてと、双葉町がまだ全面避難中にもかかわらず、東電の社長が一部避難解除されていると発言したことについて県当局に事実確認と今後の対応を求めました。東電の県民不信が広がっている状況です。

それにしても、執行部提出の議案審議についてほとんどの議員が発言しない(一人だけ発言)ことには驚きますが・・・。

「原発事故の原因究明は国がやるべき・知事」、石炭火発(IGCC)は推進と早口で・・。

28日、日本共産党・吉田栄策議員の一般質問でした。原発事故から7年目、県としても事故原因を検証すべき、原発事故で被害を受け人生を破壊された方々はなぜこれほどの事故が起きたのか知りたいと痛切に願っている、新潟県知事も検証が終わらないと再稼働判断しないと言っていると再質問まで行いましたが、内堀知事は、国は国として、県は県として安全対策をやっているとそらす答弁をしました。

また、石炭火発(IGCC)は地球温暖化に逆行している、中止を求めると質問したことに対し、企画部長は、推進の立場を強調しました。早口で下を向いて答えたました(ように見えました)。パリ協定に反してトランプさんと同じですね。

「東京にお知り合いいる?」「いるよ~、電話かけとくよ」「安倍政権暴走だ~共産党頑張って」など反応バンバン。

東京都議選は県議会の最中なので、気はもんでいますが応援には行けません。そこで、東京に知り合いがいそうな人や顔が広そうな人に電話をしてみました。

東京の娘が保育所入所で困っていた相談を受けた方は、「娘に電話をしたら、今なんだか安倍政権が暴走している感じで共産党に頑張ってほしいと言ってたよ」と言い、知り合いのスナックのママは「10人位に電話したら頑張ってと言われたよ」など、反応はバンバンでした。

【共産党の候補者・推薦者一覧】

情勢の激変を本物にするために、歴史の転換期の今、自分なりに参加したい、合間を縫って電話かけを頑張りたいと思います。