東電に賠償請求・1億3千万円・54件・相双民商

8日、相双の民商(民主商工会)が、東京電力福島原子力発電の事故による被害での賠償請求を県庁で行いました。請求額は1億3千万円・54件です。盗難にかかわる賠償はしない(盗んだ人に請求すべき)ということでは、だれがその責任を作ったかと怒りの声が出ました。

消費期限のあるものは賠償の対象としたもののすべて持ち帰って検討するといい、しかも、回答期限を示さないので、このことについても怒りが続出しました。だれがこのようなひどいことになる原因を作ったのかという本質が示されない他人事のような東電の態度だったと思います。
写真は、東電に賠償請求要請


写真は、請求書類

請願陳情の締め切りは議会開会日(15日)の5時までです・大衆団体との懇談会

 2月7日、各大衆団体の方々との懇談会が開催されました。除染問題では汚染マップが作られていないもっと細かいメッシュでのマップが必要・地元業者が参加できる仕組みを、雇用対策ではもっと抜本的な対応が必要、医療対策では全国の支援を求めるべき、米は作ってこそだ全袋検査の対応、サテライトでの宿舎の問題、健康管理対策など多岐にわたり提案や質問などが出されました。県議団からは請願や陳情が今議会から開会日の夕方5時に締め切りになることになったことなどを話しし、なお一層の意見交換を深めることなどを確認しました。10団体26人の方々が参加されました。

写真は、懇談会の様子

1兆5764億円の過去最大予算・うち約半分弱が復興予算、財政部から新年度の詳細予算説明を受ける

福島県・2012年度の予算について、共産党県議団は財政部からの詳細説明求め勉強会を行いました。新年度予算は1兆5763億52百万円で、通常予算は対前年度比-500億円程度の8508億円、復興分としては7255億円との説明でした。歳入としては県税がリーマンショックなどで下がっていたが災害でさらに落ち込み、核燃税もなくなって-153億円です。歳入としては別枠で災害復興交付金が427億54百万が新設されています。
主な歳出としては、総務で私立支援・医大関連・医師確保、企画で再生可能エネ普及・除染など、福祉では子どもの遊び場支援・18歳までの医療費無料化システムづくり・母乳検査など、商工では雇用対策・医療対策で雇用創出関連など、農林水産ではコメの全量検査など、土木では防災緑地事業・復興住宅関連など、教育庁では学校給食モニタリングなどです。
写真は、財政部との勉強会

「仲買人の救済を・がれき処理は継続を・国は現場の声を聞いてほしい」・県漁連といわき漁協を訪問

2月6日、いわき市中央台にある県漁連といわき漁協を訪問しました。県漁連では魚の放射能測定の体制・同じく海底土壌の測定・今後の海の除染対策・賠償では仲買人の救済などの問題が、いわき漁協ではがれき処理予算の継続などが出されました。そして、原発の終息宣言などはとんでもない国は漁業者の声をもっと聞きに来るべきだなどの話が出されました。
写真は、長谷部県議と漁協者のみなさんと懇談

「福祉避難者の受け入れ施設を・高齢者の多い仮設住宅の支援を」福祉施設者の方と懇談。家では豆まき

2月3日、いわき市中央台にある障害者施設の方と懇談し要望をお聞きしました。今度の大震災で多くの方々が命を落としたが障害者の割合は2倍にも上る、障害者の避難は困難を極めた。いわき市は双葉郡等から2万人とも言える多くの避難者を受け入れている。その中で障害を持っている方は1千人とも言われているが、その受け入れが大変困難だ、地域の基幹的な福祉避難所が必要、これだけの地震国なので今後の防災を考えても重要といいます。
また、仮設住宅がたくさん建設されたが高齢者が多いので障害者と地域の交流の施設、たとえば食堂などみんなが集まれるところも重要など要望されました。
写真は、福祉施設者の方と懇談


写真は、福祉施設の庭は近所の仮設住宅の方や子どもたちが遊びに


写真は、豆まき・庭に逃げてった鬼に豆をぶつける

仮設住宅の凍結対策の緊急要望など・放射能問題では県内すべてが深刻・共産党市町村会議員との懇談。議会改革を議長に申し入れ

2月2日、福島県内の日本共産党市町村会議員との懇談会がありました。緊急要望では、仮設住宅の水道凍結対策・一人暮らしのお年寄りの緊急対応対策が出されました。放射能の実被害・風評被害は原発から遠く離れた会津も含めて全県におよび、米・しいたけ原木・野菜・牛の堆肥・清掃した土砂処理など深刻な悩み対応要望が出されました。除染対策、賠償、原発安全対策、18歳までの医療費無料化は市町村に負担させるな、検査体制の強化など、様々な住民要望に大奮闘されているみなさんの声を反映させ情報もこまめに届ける体制も重要と思いました。


写真は、市町村会議員との懇談

写真は、議長に議会改革を要望

「いわき市初の女性市議・いわき市初の女性県議として皆さんの声をしっかり聞かせてください」 と御挨拶。


写真は、最後の新春の集い・常磐地区の腹話術

1月31日、女性の体操クラブで議会報告をさせていただきながら要望を伺いました。「私はいわき市で始めての女性市議として25年、いわき市で始めての女性県議として5年目の活動をさせてもらっています」とお話すると親しみを感じていただいたようです。それにしてもこのようなクラブ活動は女性の方が多いです。体を動かしておしゃべりをすることは長生きの秘訣ですね。


写真は、体操クラブで御挨拶・一緒に体操

喜び覚めやらず・まだやってます新春の集い・今度は水戸黄門で世直し

26日、今度は平・内郷地域の新春の集いが行われました。いわき市で初の2人の日本共産党県議で、喜び覚めやらずです。県庁所在地以外は、初めての日本共産党複数県議だそうです。今日は「水戸黄門」で世直しです。波乱含みで国会が始まりました。衆議院選挙でもがんばります。
写真は、長谷部さんと二人の水戸黄門です

「借り上げ住宅2年が心配・仮設お風呂の追い炊きがほしい・堤防はいつできるのか・復興計画は早く推進を」・薄磯地区と懇談

26日、長谷部県議と一緒にいわき市薄磯地区を訪問しました。「借り上げ住宅が2年しか入居できないのが心配・仮設住宅のお風呂の追い炊きできるように・堤防はいつできるのか・復興計画は早く推進をしてほしい」など要望がいろいろ出ました。また、若い人からは、もともと悪かった福島県の働く条件が大震災以後悪くなった、給料が2割カットになった、若い人がでていってしまうなどの話も出されました。


写真は、長谷部県議と地域の要望を聞く


写真は、片付いてがらんとした薄磯地区


写真は、早急な対策が望まれる復興計画(案)