「原発再稼働するな」「戦争立法反対」の意見書に自民・民主・ネット・公明反対、閉会

DSC_0012

20日、福島県議会2月定例会が閉会になりました。最終日の今日は長谷部議員が、新年度の予算に対し被災県民からの切実な声に応えうる予算としては不十分、また、国に対しての「原発再稼働するな」「戦争立法反対」の意見書を提出すべきと討論をしました。

写真は、長谷部議員の討論

自民・民主・ネット・公明は、「原発再稼働するな」「戦争立法反対」の意見書については反対しました。

DSC_0052

写真は、本会議2つの意見書に対する採決の様子

DSC_0064

写真は、控室にあいさつに見えた執行部の皆さん

 

汚染水漏れ・避難者支援県民の立場で国に求めよ・総括審査会

DSC_1268

18日、神山議員が日本共産党を代表し、汚染水漏れ・避難者支援をなど「県民の立場で国に求めよ」など、締めくくりの総括審査を行いました。取り上げた問題は①原発収束問題で、汚染水・排気筒・労働者②原子力賠償③除染④避難者生活再建支援⑤子育て支援⑥教育行政でした。

DSC_0006

他党の質問は国に対してゆるゆるの感が・・・、このことが県自身もゆるゆるになる要因に。思わず「もっとしっかり言え!」と部長をヤジっちゃいました。

写真は、神山議員の質問

「イチゴ高生産実証試験の取り組み」・「特定非営利法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」常任委員会調査

032
16日、農林水産常任委員会の現地調査は、①「イチゴ高生産実証試験の取り組み」・②「特定非営利法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」でした。
①イチゴの高生産実証の方は、生産増強のために炭酸ガスを朝2時間くらい発生させ生産量を3割くらいアップさせている実証試験でした。
写真は、生産者からいちご栽培の説明を受ける
047
写真は、ハウスの中で同説明を受ける
045
写真は、機器
②「特定非営利法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」の方は、阿武隈山系の自然豊かな里山の恵み・歴史と文化・景観を保全し、誘致企業頼みを抜け出しもとからあったものを生かす地域資源循環の取り組みのふるさとづくり推進でした。
原発災害後の落ち込み後は大変で子どもたちの戻りもまだまだのようでしたが、V字型に復興させてきている努力は素晴らしいものでした。
すべての耕作放棄地解消のエネルギーは持てない賄いきれないとも言いますが、手の届く範囲は守れる、、若い人も就農し女性もぼつぼつ見える、「どぶろくでないワインのふるさと」と言ってたのが印象的でした。
066
写真は、責任者の方から説明を受ける
058
写真は、責任者の説明を受ける

とてつもなく大きく長く続く原子力災害との戦い・農林水産常任委員会審査

028

原子力災害・放射能被害を受けて4年、福島県の農林漁業の課題はとてつもなく大きく長く続くことを改めて感じました。様々な取り組みも進んでいますが、今度退職される幹部の方が「震災後県職員として入った方が退職されるまで続くだろう取組」と言われたことを実感しました。

029

審議は12日・13日と続きました。風評被害の中での米価下落対策で種もみ支援で3億円、イノシシ対策で県がイノシシを管理することに、全町避難の大熊町の復興支援のシンボルとして植物工場(雇用15人)に12億円、農業用ロボット開発事業、避難地域農業支援で浜農業再生研究センター本格軌道に、漁協の自主検査支援、農業短大支援、緑資源問題で負担金の支払いがH43年度までに129億円、地震で大きな被害を受けた藤沼湖事業費補正+8億4千万で工法変更・物価上昇・土の購入変更など。ほとんどが原発放射能被害と切りはなせません。

写真は、農林水産常任委員会の審査

原発放射能の影響が多大・農林水産常任委員会。議会運営委員会も。

006
補正予算の審議が終わり、10日から新年度予算の審議が始まりました。私は農林水産関係の担当で、今日は、農業・林業・水産業・酪農など、原発放射能被害の対応や安全安心対策や風評対策、そして長くかかるこれらの取り組みのための人育成材研究など膨大なものです。自民党政治の下での農業つぶしの問題も深く横たわっています。
全体予算は1兆8千994億円で原発事故前の2倍以上で、農林水関係予算はも1千億円を超す1131億円で過去最高です。今日は説明だけで終わりました。
IMG_5302
写真は、農林水産常任委員会審査
写真は、私は議会運営委員会のメンバーで、議会運営に関して随時開かれるので対応です。

福島県議会議長に東電と国を招致して「議会全員協議会の開催申し入れ」

DSCF0606

3月4日日本共産党福島県議団は、福島県議会平出孝郎議長に東電と国を招致して「議会全員協議会の開催申し入れ」を行いました。このところ続いている東京電力の、汚染された雨水の外洋放出・賠償打ち切り・中間貯蔵施設・労働者の相次ぐ死亡事故等について直接国と東電に問いただすことが必要と県議団で求めたものです。

DSCF0609

写真は、平出県議会議長に申し入れ

核兵器廃絶の取り組みについて「原子力災害を経験した本県は原子力に依存しない社会の実現を目指す」と阿部県議に答弁。東電を呼んで賠償打ち切りの再考を求める

 DSC_1201
3月3日、今日から一般質問です。共産党県議団からは阿部裕美子県議が質問しました。核兵器廃絶の福島県の取り組みについて「原子力災害を経験した本県は原子力に依存しない社会の実現を目指す」と直轄理事兼安全管理官が答弁しました。また、女性が輝く世の中は平和があってこそ・労働条件が整えられてこそ、遅れている女性活用の福島県の問題を知事に求めました。
写真は、質問する阿部裕美子県議
DSC_1212
写真は、再質問・再々質問をする阿部県議
DSCF0587
写真は、傍聴者の方にご挨拶
DSCF0601
会議が終わってから、東電を呼んで賠償打ち切りの再考を求めました。
写真は、東電を招致して賠償打ち切り問題の説明を受け再考を求める
東電からは、淵脇健(東電福島復興本社・原子力補償相談室・相談ユニット総括グループマネージャー部長)と柳瀬倍美(同商工業・部長)です

「原子力規制委員会が機能を果たすよう求めよ」「避難者支援の具体化を・対話は継続を」、追加代表質問

DSC_1166

3月2日、日本共産党福島県議団を代表して追加代表質問を行いました。さる2月26日、東京電力福島第一原発2号機原子炉建屋から放射性物質で汚染された雨水が排水路を通じて外洋に流出していた問題で東電が認識していたにもかかわらず情報公開せず、流出対応もしなかった事で、国の規制委員会も知っててそのままにしていたことなどについて、原子力規制委員会が機能を果たすよう県はもっと強く求めよと。また、避難者支援の具体化についてと対話の継続を知事に求めたことなど、50項目近くでした。30分間の持ち時間で、再質問・再々質問まで行いました。

写真は、質問
DSC_1167
写真は、再質問・再々質問
DSC_1190
DSCF0538
写真は、傍聴者の皆さんにご挨拶

汚染雨水の港湾外流出問題で福島県議会が「全会派一致で東電に抗議決議」

DSC_1155

26日、東京電力福島第一原発2号機原子炉建屋から放射性物質で汚染された雨水が排水路を通じて外洋に流出していた問題で東電が認識していたにもかかわらず情報公開していなかった事、流出について対応もしなかったことについて福島県議会は全会派一致で抗議の決議を挙げました。これは日本共産党が議会に求めていたものです
写真は、本会議で全会派一致可決

DSCF0446
写真は、各新聞報道

DSCN6001
写真は、決議文

「汚染雨水の港湾外流出の情報隠しと放置に関し国と東電に断固抗議する申し入れ」・東京電力に申し入れ

DSC_1129
25日、昨日のテレビと今日の新聞報道のように「汚染雨水の港湾外流出の情報隠しと放置に関し国と東電に断固抗議する申し入れ」を東京電力に対し行いました。内容は、昨年4月からわかっていながら汚染されていた雨水を海洋に流していた、しかも情報を公開していなかったなどです。根本的に海を汚さないという基本姿勢がないことにあると指摘しました。
DSC_1141
写真は、申し入れ(2枚)
DSCF0423
写真は、テレビでも全国放映