「県議会・県政」カテゴリーアーカイブ
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25日、日本共産党宮本しずえ議員の代表質問でした。東電は24日に福島第一原発で2号基原子炉建屋屋上にたまった高濃度の放射能汚染水を含む雨水が構内の排水路を通じて海洋に流れ出していたと発表しました。東電はこのことを昨年4月までに把握をしていたにも関わらず公表をしていませんでした。国もわかっていたものです。宮本議員は東電の「汚染雨水外洋放出隠し」の不誠実、原発再稼働やめよ・福島切り捨てともいうべき安倍政権にはっきり言うべきと質問しましたが、知事ははっきり言えませんでした。
賠償・避難・中間貯蔵・再エネ・イノベ構想など、また、安倍政権の集団的自衛権・消費税増税問題なども質しました。
写真は、宮本しずえ議員の質問
写真は、同再質問
「福島県を覆う影は分断と矛盾を引き起こしている」と内堀知事、しかし県民の姿は見えにくい・2月議会開会
2月16日、福島県議会2月定例会が開会しました。3月20日まで33日間の長期議会です。大震災・原発事故からまる4年、5年目が始まる予算議会で、内堀雅雄新知事初の予算議会です。一般会計予算は1兆8994億円で震災前に比べると2倍以上の予算です。日本共産党は代表質問に宮本しずえ議員(25日・水)、追加代表質問に宮川えみ子(3月2日・月)、一般質問に阿部裕美子議員、総括質問に神山悦子議員が登壇します。
今日は知事の所信表明がありました。「福島県を覆う影は様々なところで分断と矛盾を引き起こしている」と言いますが、県民の姿は見えにくい表明でした。
写真は、所信表明する内堀知事
写真は、議員控室で、質問つくりや皆さんの要望に対応
福島切り捨て許さず・人間の復興を第一に・新年度予算知事申し入れ
「電力会社は再生エネ買い取り再開する」「復興公営住宅はやっと10%の入居可能」「汚染水タンクは90万トンに」政調会。県ろうあ協会・県腎協の皆さんご挨拶。
15日、昨日に引き続き政調会です。企画調整部の説明では、電力会社が再生可能エネルギー買い取り中止をやめて再開する、国が蓄電費用(20億円)を東北電力に出すことにした、また、東京電力は東京方面に送電をするので余裕があるからと送電費用(92億円)を補助するとの説明が。浜通りのロボット産業を中心としたイノベーションコースト構想では県内中小企業の企画からの参加を求める。避難地域復興局では復興公営住宅は(やっと)10%の入居可能と説明。生活環境部では、放射能汚染水タンクは90万トンになっている、あと100万トンのタンクを設置できる敷地は確保しているとの説明。
今日は、知事直轄・企画調整部・避難地域復興局・スポーツ局・生活環境部・原子力損害賠償対策・土木部・病院局・教育長でした。
写真は、政調会での質問
写真は、県ろうあ協会の皆さんご挨拶に・言語法に関する条例の制定を要望されました。
写真は、県腎協の皆さんご挨拶に
「原発被害の課題満載」福島県新年度予算・予算規模は今年度を超える1兆7千億を超える・政調会
14日・15日にかけて、2015年度福島県新年度予算に関し日本共産党の政調会が行われました。「原発被害の課題満載」の県新年度予算で予算規模は今年度を超える1兆7千億を超えると総務部長から説明がありました。大震災原発事故前の倍額に近いです。放射能によって福島の大地が汚されましたが、農林水産業は、「避難地域における農林水産業再生プロジェクト」をはじめとする9つのプロジェクトを重点的に進める、東日本大震災と原発事故からの復興・安心安全な農産物の提供などの施策です。コメ問題も全国的下落と原発風評も大問題です。保健福祉も国の介護費減額など、また、医師不足など課題満載です。今日は、総務・保健福祉・子育て・商工労働・観光交流・農林水産・企業局・警察本部でした。明日も行われます。
写真は、政調会で執行部に質問
共産党大躍進・2、5倍の議席大いに頑張ります。議会常任委員会。農民連のみなさん。
14日投票の衆議院選挙で日本共産党は議席を2、5倍の21議席に躍進させていただきました。皆様の期待に応え大いに頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします。
県議会は選挙中も続行で、今日は常任委員会です。私の担当は農林水産常任委員会で、米価下落対策について、国も県も米価の市場任せ一辺倒でなく家族農業など小規模農業支援を行うべき、原発風評被害がある福島県としては特別な手当てを行うべきと求めました。
写真は、福島市のある県庁は雪
夕方は農民連のみなさんが役員改選のご挨拶に見えました。あいさつに見えたのは、会長・根本敬氏、事務局長・佐々木健洋氏・今度会長から相談役になった亀田さんでした。国際家族年が示す「未来」と農業の果たす役割を示しながら①国土の保全・米価下落でやめる人が出る中地域で農地を支えどう守るか農地管理機構の活用など②栽培技術・経費をかけない安全で高齢者ができる直売所や丁寧なやり方③再生エネ・エネルギーで自立できる地域と説明していただきました。キーワードは女性力だそうです。
写真は、農民連新役員のみなさんのご挨拶をいただく
内堀新知事所信表明・12月定例議会開会。ゆきとどいた教育を求める署名提出
「12月定例県議会に関して」「2015年度予算編成に関して」・内堀新知事に申し入れ
20日、日本共産党福島県議団は「12月定例県議会に関して」「2015年度予算編成に関して」の2つの申し入れを内堀雅雄新知事に行いました。12月議会に関しての申し入れは、福島県はいまだに12万3千人を超える県民が避難生活を余儀なくされ関連死や災害関連自殺者が増え続けている、原発事故の被害は今なお拡大し続けていて県民の命が奪われ続けていると述べ、福島原発10基全部廃炉はもちろんのこと九州電力川内原発の再稼働に反対する事などを求めています。また、医療介護総合法による問題の指摘と県の役割・米価暴落に対して直接支援をすること・県警捜査二課で3人の自殺者を出したことでの原因究明と対応についてなどです。
写真は、新知事に対しての申し入れ
2015年度予算編成に関しての申し入れでは、原発事故から5年目を迎える中、複雑化する原発事故被害の中で遅れている住まいの再建を中心とする人間の復興そのものに県が本格的支援をすることを求めています。集団的自衛権行使容認反対・秘密保護法の廃止の立場に立など国に対しもはっきりものを言う立場を求めながら〇原発事故収束への取り組みと原発ゼロの発信〇除染・賠償・被災者支援〇福祉型県づくりを進める事について〇教育行政について〇商工・観光・雇用・再生可能エネの推進について〇農林水産業の復興について〇防災事業の促進についての85項目です。
写真は、同じく申し入れ
5人の県議団が3日間喧々諤々の論議をしてまとめました。原発事故を受けての県政はとどまるところがないような県民支援が求められておりこの申し入れをまとめながらも絶対に原発事故を繰り返させることはできない、放射能は人類と共存できないことを強く思いました。