何か起きてるのではないか?と電話が・相次ぐ県警自殺者

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地元新聞報道では、40代の捜査二課警察職員が自殺したことが12日の取材で分かったとしています。自殺者は今年になって同課内で3人に上っていますが同課は30数人しかいません。共産党県議団の控室には何か起きているのではないかという電話が来ています。前に昭和村の村長選挙にかかわる買収事件のことで県警はどうなっているのかという問い合わせも来ています(9月23日の地元記・長谷部ブログ参照)。
写真は、地元の新聞報道
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写真は、共産党控室に刑事部警務部監査官に来ていただき説明を受けました(14日)

職員不足が深刻な相双地区・スクールカウンセラーの重要な役割・複雑化する対応が求められる児童相談所・県内各地の出先機関の決算委員会(2)

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11月5日~7日まで、県内各地を3つの班に分けて審査に歩きました。私はの所属する2班は5日、①ハイテクプラザ②県中地方振興局③県中農林事務所④県中建設事務所を、6日は、⑤相双地方振興局⑥相双教育事務所⑦相馬警察署⑧県北流域下水道建設事務所⑨中央児童相談書⑩県北地方振興局⑪県北農林事務所⑫県北教育事務所を調査しました。最終日の7日に県庁で取りまとめ会議を行いましたが、次のような意見をすべきことを求めました。

写真は、ハイテクプラザでの音波遮断室

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写真は、県中建設事務所での審査

〇県中建設事務所では県営住宅使用料(家賃)徴収について減免制度を知らせながら福祉との連携をはかること、〇相双振興局ではこれからが本格的復興になる職員の増員が必要、〇相馬警察署では外部からの人口の流入増など環境の激変の中で勤務状況がさらに悪化する状況にある事から警察職員の増をはかる、〇相双教育事務所ではスクールカウンセラーが生徒だけでなく先生に対しても大きな役割を果たしているので充実を図り教員の超勤実態把握と市町村との連携を進め改善する事、〇県中児童相談所では核家族化や離婚など家族の脆弱化が進み虐待も高水準化している・大震災の影響もあり法的な問題も出てきているので職員の増が必要・市町村要保護児童対策地域協議会との一層の連携を進めケア・総合的支援を進める事などです。

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写真は、相馬警察署で審査

「再生可能エネにおける系統接続等に関する意見書」全会派一致で可決・ますます広がる原発再稼働の矛盾・福島県議会閉会

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10月1日、福島県議会9月定例会が閉会しました。
「再生可能エネルギーにおける系統接続等に関する意見書」が全会一致で可決しました。これは再生可能エネルギーの買い取り制度に基づく電力会社への接続契約手続きを中断するのではなく①送電網の増強と電力系統の広域運用の強化、揚水発電や蓄電池の活用などの調整力確保②発電事業者への経過措置と早期解除などの内容です。国は福島県沖に大型洋上風力発電や再生エネ技術研究所の開設など福島県を再生エネ産業の拠点化の推進を図るとしていますが、まったく矛盾しています。全国の電力会社が買い取り中断の方向を打ち出していますが、予想されていたことに対しての国の無策で原発再稼働に莫大な税金投入を続けているからです。また電力会社は余裕があっても中断で右ならえをしています。なお、家庭用太陽光は対象外です

写真は、可決された意見書と地元紙

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佐藤雄平知事が今季最後で、隠退することになり最後のあいさつがありました。知事選挙は10月26日投票日で日本共産党は、熊坂義裕氏を自主支援する事になりました。福島市生まれ医師で宮古市長を務めた方で、ネットには紹介が幅広く載ってますね

写真は、共産党の控室に最後のあいさつに見えた佐藤雄平知事

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写真は、議会が終わったてホットした5人の県議団・知事選と県議補選にスタートです

「福祉灯油実施せよ」・「医療介護法は自己責任」・総括審査会

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9月30日、一問一答の総括審査会で日本共産党からは長谷部あつし議員が質問に立ちました。
灯油の値上がりが厳しくなることが予想される中で、年金や生活保護削減など低所得者の実情は深刻、福祉灯油の実施を今から準備すべきと質問しました。
医療介護総合法は、国が地方に責任を押し付け地方は住民に「自助努力」と切り捨てると指摘、また、国保の市町村から県に移譲することについて県は、国からの財源の具体的提起はないと答えました。
いわき市の医療体制支援については厳しさは指摘の通りで一層の支援努力をすると答弁しました。その他、土砂災害問題については、2001年比で全体予算の0、8%から今年度0、1%になってしまっているというありさまでした。
復興予算で倍額の予算になっているとはいえひどいものです。
写真は、長谷部議員の総括質疑・佐藤雄平知事への最後の質問に

避難区域営農再開「いいたていちごランド」・災害住宅どうぞ

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27日、農林水産常任委員会は飯館村に調査に行きました。避難区域営農再開の「いいたていちごランド」です。ハウスの中は原発放射能の被害はほとんどなく、今は外の空間線量でも0、2μシーベルト程度だそうです。ハウスの中のいちごの栽培も軌道に乗ってケーキ屋さんからの引き合いも出てきているとのことですが、生産量がまだ1000㎡で追いつかず(震災前は4000㎡)生産量増に奮闘中です。食べると酸味と甘味のバランスが絶妙で、熟しても色が変わらず周年栽培が可能で、ケーキにはもってこいです。
写真は、いちごハウスで説明を聞く・菅野村長も同席していただきました。
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写真は、酸味甘味バランス抜群・ケーキ用いちご
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帰りに飯館村の災害復興住宅を見ました。飯館村の隣の隣の福島市(飯野地区に)に作られています。菅野村長は、元の住宅より良いものを提供したいと言ってましたが、ほんとにいい環境で若い人が安心して住んで交流ができそうでした。
写真は、飯館村を通って・除染廃棄物
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写真は、復興公営住宅はより良くの思い
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米価暴落で集中論議・農林水産常任委員会

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25日、今日から常任委員会の審議で私は農林水産常任委員です。
米の値段が全国的に下がっていますが福島県も深刻です。農民連ふるさとネットワーク調べて、福島県を会津・中通り・浜通りに分けるとコシヒカリで農協前渡し金が、会津は10000円(昨年比▲2100円)・中通り7200円(▲3900円)・浜通り6900円(▲4200円)となっています。過剰米の市場からの隔離と自給調整に乗り出す、今年度の直接支払金の半減措置の制限などを国に求めながら県としても対応策を求めました。県は、知事会を通じて国に申し入れた、ムギ・大豆・そばなどの生産の継続、福島ならではの品種生産、意欲減退策の促進などと答えました。農家の収入をどう確保するかだなどの意見など委員の皆さん地元の実情を踏まえて活発なしかし深刻な論議になりしまた。
やはり基本は食料の自給、農業の環境を守る役割、それこそ地方の産業として過疎化対策としてなどヨーロッパ並みの対応保護政策が必要です。
あんぽ柿は昨年から再開できたが、580戸(震災前1070戸)、200t出荷(同14%)、来年度はモデル地区を23─→61地区に、検査機器を+10台にする方向との説明でした。また、漁業の非破壊検査機器開発も進んできている、福島産農産物の使用拡大問題などの論議もされました。
写真は、農林水産常任委員会を終わって控室に

各団体から「日本共産党のご要望を聞く会」

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25日、「各団体から御要望をうかがう日本共産党の会」を開きました。今の時期各会派が一斉に開きます。今日は、「福島県腎臓病協議会」の皆さんが医師看護師不足や患者の高齢化対策など切実な要望で、「福島県農業会議」の皆さんは二本松で開かれた日本共産党主催のシンポは勉強になった、国の農業問題改革は現場の実情を見ていない強い怒りを感じている、「県私学団体総連合」の皆さんは原発事故や少子化で何事も困難になっている国の交付金より少ない財源措置になっている(小中学校運営補助金が)など切実深刻な要望が出されました。
写真は、要望を受け取る
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写真は、皆さんから要望を聞く

9月県議会に向け原発10基廃炉を強く求める、喜多方市・北塩原村の台風11号による水稲被害対策など・知事申し入れ

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25日、9月定例県議会に向けて知事申し入れを行いました。県内原発10基廃炉や集団的自衛権やめよ消費税増税中止など国にはっきりものをいうべきなどとともに①原発事故責任の明確化と事故収束対応について②除染の促進について③原子力損害賠償について④被災者支援について⑤子育て・教育・医療・福祉の充実について⑥産業支援と雇用拡大、再生可能エネルギーの普及促進について⑦災害対策についてです。
写真は、申し入れ
台風11号による会津の喜多方市・北塩原村など水稲の変色被害を調べ空中散布など県の支援を求めました。被害がこの2市村だけでも1200ヘクタールに及んでいて品質低下と収量減収が心配されるなどです。
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写真は、会津の台風11号による水稲被害を示す神山団長

(2)帰還困難気域にある双葉町役場と国から求められている中間貯蔵施設視察

25日、帰還困難区域にある双葉町役場と町の中を副町長さんらの案内で視察しました。町役場の屋上からは国から求められているという中間貯蔵施設要請地域も見ました。今回は、その2で、写真集です。

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写真は、3年前の、3・11そのままの双葉町役場・緊迫した原発や避難の状況がメモされています

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写真は、役場の入り口には原発推進のパンフレットがいっぱい

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写真は、役場の屋上から、国から求められている中間貯蔵施設地域を見る・役場の海側と山側と大熊町の境まで(3枚)

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写真は、双葉町商店街(2枚)

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「2年以上たっても暮らせない」と広野町・共産党県議団訪問

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25日、県議団として、広野町と双葉町をたずねました。 広野町では、昨年12月の町長選で新たに町長となった遠藤智(さとし)町長から復興の現状と今後のとりくみについてお話をうかがいました。広野町は、福島第一原発から20~30キロ圏内で、2011年3月13日に避難指示発令、同4月22日に全域緊急時避難準備区域に指定、同年9月30日に指定解除、次の年2012年年3月31日に避難指示解除されました。

しかし解除から2年以上たっても5100人を超える町民のうち帰還者は3割程度です。医療・介護・福祉・商業などの生活環境整備が整わず、原発の収束が進まない不安が大きいです。帰っても暮らせないうちに賠償が打ち切られ生活の困難が続いていると言います。町長は精神的損害賠償の延長、早期帰還者に対する精神的賠償の追加、旧緊急時避難準備区域に対する新たな制度を求めているといいます。帰還決定後1年で賠償が打ち切られ生活困難に陥っていることはどこでも同じです。原発再稼働のために福島原発の安上がりな解決を強引に進めようとしている国の無責任をただしていかなければならないと改めて思いました。

写真は、広野町役場で懇談

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写真は、町役場の前で・町長・県議団・畑中大子町議らと