楽しくスポーツ練習&避難者のお話を聞く会・暮らしの楽しさ奪われた悲しみをみんなで共有

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17日、春らしい天気の中「スポーツ&避難者の話を聞く会」を開きました。小学2年生から70歳位までの参加で、卓球・バトミントン・ダーツ・輪投げを楽しみました。

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子どもでも初めての人でもスポーツに参加できるように工夫をしました。が、卓球でもバトミントンでも子どもたちの上手なことに圧倒されました。

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楢葉街から避難してきた早川さんのお話は、90歳の母親や孫たちと楽しく農作業をしたこと、木の実や山のものを取りに行ったことなど、日々の暮らしの楽しかったこと、それを奪われた悲しみ・・、みんなで悲しみを共有し原発廃炉の思いも共有しました。

写真は、卓球・バトミントン・ダーツ・輪投げで楽しみました

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写真は、楢葉町から避難してきた早川さんのお話を聞きました

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まず憲法96条を改正して国会議員の3分の2→2分の1で改憲の発議ができるようにする。それから9条を改定する。「安倍首相の企みをよく見抜いて」と共同センター署名。

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16日、今日は議会は休みです。とてもいい天気で穏やかな春日和です。今日も月一回の定例共同センターの署名をやりました。まず憲法96条を改正して国会議員の3分の2→2分の1で改憲の発議ができるようにする。それから9条を改定する。「安倍首相の企みをよく見抜いて」と署名をお願いしました。女性の反応がいいですね。やはり命を産み出し育む性ですね。

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写真は、署名に応じてくれる方々・「安倍さん怖いー」「署名やってくれてありがとうなどの声」

原発事故での母子避難者に高速道路無料化決まる・かけはし3月号

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報道でもありましたが、日本共産党衆議院議員・高橋ちづこ事務所より「原発事故による母子避難者等に対する高速道路の無料措置が決定したことについて」の報告がとどきました。実施内容・開始時期等の詳細についてはあらためて公表されるとのことです。

報告によると、原発事故発生時に福島県浜通り・中通及び宮城県丸森町に居住しており、避難して二重生活を強いられている母子避難者。避難元の最寄りのインターチェンジと避難先の最寄りのインターチェンジ間。避難元市町村に必要書類を提示して証明書を受ける。2013年度予算成立をめどに開始し当面は一年間。以上とのことです。

日本共産党福島県議団も県内外各地域に避難されている方々から要望をいただき、県議会や国会議員団を通て等強く求めていました。今後とも避難者・被災者支援について全力で取り組みます。ご意見ご要望などお気軽に連絡ください。

写真は、高橋事務所から送られてきた、対象となる母子避難者等の元の居住地を示す図と対象市町村

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写真は、かけはし3月号

「288人の要請に170人のみ」・深刻な職員不足になっている市町村に県はもっと具体的支援を!・総務常任委員会

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13日、総務常任委員会が開かれました。その中で県内市町村から県に対して計288人の職員派遣要請があるのに対し、現時点で決定したのは170人にとどまっていることがわかりました。被災した市町村は、復興関係の業務量増大で土木・保健師・事務職などが大きく不足しています。県は全国市町村会などを通して応援を求めていますが、十分に確保できていません。県は新年度から任期付職員を30人市町村に派遣するとしています。

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「もっと県は役割を果たすべき」という私の指摘に対し、全国の市町村OB職員の名簿をもらって市町村に示すといいます。県は名簿を示すだけでなくその内容にかかわって直接的支援を果たすべきです。県・市町村職員不足が、津波・地震・原発災害対応に大きく遅れが出ている原因の一つであり、今議会県も予算の減額補正をしなければならなくなった要因だと指摘しました。

写真は、総務常任委員会で県の対応を聞く

日本共産党国会・福島県各議団事故後の福島第一原発視察(2)

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3月9日、日本共産党国会議員・福島県各議団は、事故を起こした福島第一原発を視察しました。詳しくは前々会のブログを見てください。

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写真は、重要免震棟でご働く皆さんの労をねぎらう(2枚)

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写真は、1時間もかけて放射能防護対策を行いドアの外の原発敷地内に。タイベックス(防護服)の前後に名前が書かれています。この姿になるのに1時間以上かかりました。手袋3枚・靴下2枚・靴とその上に防護用ビニール的なもの。体のあちこちテープではってシールします。

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写真は、比較的放射能が少ない(300μシーベルト)4号機の上・代表視察。作業員の方が仕事をしていました。隣の3号機はバスで通貨するだけで1000μシーベルトを超えました。(3・2・1号機はあまりにも放射能値が高いため近づけず、作業はおろか内部がどのようになっているかわかっていません)

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写真は、作業中の4号炉。ここだけ事故当時運転休止だったため放射能濃度は低いとか。

写真は、高濃度放射線ストロンチウムなどを貯蔵する汚染水タンク群、高さ10数メートルある1000tタンク。地下水が毎日400tも流れ込むためこの処理のため2日半でいっぱいになります。汚染水の量はすでに27万トンに上り、敷地内に設置できる限界が2年後に来ると説明がありました。

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写真は、地震で倒壊した夜ノ森線鉄塔。外部電源を引いていたこの鉄塔が地震で倒れてメルトダウンの引き金になりました。

「避難者・被災者支援不十分」補正予算で反対討論

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3月12日、補正予算の採決でした。私は、国の補正予算の問題点を指摘しながら、県の2012年度補正予算は、避難者・被災者支援が不十分、「なんでも原子力賠償で」ではなく、県と国が肩代わりすべき、現行法の枠組みではなく避難者・被災者の立場で支援を行うべき、このことが不十分な補正予算には反対と討論をしました。

写真は、討論

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写真は、採決態度

行動してこそ開ける・「元の生活を返せ原発被害いわき訴訟の提訴」

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3月11日、「元の生活を返せ原発事故被害いわき訴訟・第一陣訴訟があり参加しました。福島第二原発30㌔圏外いわき市民の訴訟です(30㌔圏内は既に提訴済み)。原告は882人・336世帯・0歳~89歳までです。低線量被爆・政策形成を求める・集団提訴というないようです。

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全国公害訴訟団体の皆さんも支援にみえ、代表の九州から来たミナマタ公害訴訟の中山さんは、国は最初から調査をしなかった、健康診断もしなかった、提訴まで10年かかり50年経った今も延々と続いていると言い、経験も含めてしっかり支援をしたいと挨拶しました。
写真は、提訴後の報告会

目に見えない・臭わない・色もない放射能に重装備して視察。どこが「収束」!・原発2年後の実態・志位委員長らと県議団原発視察(1)

3月9日、日本共産党国会議員・福島県会議の各議員団で福島第一原発の視察をしました。参加者は、志位委員長・笠井・高橋の各衆議院議員、神ともこ參院議員と福島県議団です。敷地内の視察は80分でしたが、防護準備も含め約5時間(総時間7時間)でした。目に見えない・臭わない・色もない、放射能は異質の物と実感しました。

壁面が崩れ落ち水素爆発の影響が生々しい4号機の原子炉建家最上部(エレベーターで上がる)や、敷地を埋める放射性汚染水を貯めた巨大タンク群、津波の爪痕がいまだ残る海側や、地震で倒壊した夜の森線鉄塔(これで外部電源が失われた)などです。
3号機建家のそばは、1ミリ(1000μシーベルト)以上との説明がありました。
4号機の使用済み燃料は供用プールに移す計画ですがほぼ満杯なので、今までの冷えた分はキャスクに移すといいます。10年くらい経っているのであったかい程度だと言ってました。

視察を終えて記者団の質問に答えた志位委員長は、収束には程遠い、事故真っただ中にある状況で、特に汚染水の問題が深刻と述べました。

志位委員長は、原子力発電所免震重要棟で作業中の皆さんに「過酷な条件のもとでの仕事に敬意を表します、非常に長く多くの困難が予想されますが健康と安全を第一に力を尽くしてください、国政に身を置くものとしてがんばります」とねぎらいました。

作業拠点になっている、南側のJビレッジから20㌔北側の第一原発に行く途中、放射能濃度が高いため立ち入り禁止になっている大熊町は、人影もなく荒れ放題なった田畑家々が続いていました。6号国道の原発入口交差点は、24μシーベルトでした。

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写真は、まずJビレッジでWBC(ホールボデカウンター)

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写真は、事前説明

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写真は、WBCの前で紙ともこ参議院議員と懇談する志位委員長

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写真は、最後に記者のみなさんの質問に答える志位委員長

※原発敷地内の写真は、赤旗記者など特定の人しか写せなかったので手に入ったらアップします。

他県からの応援も予定の7割・やめる人は1,5倍も、予算執行の困難も人手不足?総務常任委員会

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8日、補正予算に関して総務常任委員会の審議がありました。審議の中で、大震災・原発事故を受けて福島県は他県からの人的応援を求めていますが、今年度は他県からの応援も予定人数の73%で、315人の予定が230人になったこと、また、昨年12月現在でやめた職員が、予定より1,5倍も出てしまったとのことです。大幅な予算執行減が出ましたが、このことも要因の一つではないでしょうか。

写真は、総務上に院委員会審議

除染・賠償・健康管理について・日本共産党宮本質問

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5日、日本共産党宮本しずえ議員の一般質問でした。除染・賠償・健康管理についての質問でした。
除染が進まない事は、避難地域が解除されても戻れない原因であり、避難指示がない地域からも2万8千人近い自主避難者が県内外に入るとして、除染推進を具体的提案をしながら推進を求めました。

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原子力賠償問題では、すべての県民を対象に精神的被害に対する賠償を継続するよう求めたことに対し、知事もその立場であることを表明し求めると答弁しました。

写真は、宮本議員の質問
写真は、宮本議員の再質問