野菜の大規模経営・農福連携・口蹄疫問題等農林水産常任委員会調査

7月30日~8月1日まで農林水産常任委員会の調査でした。野菜の大規模経営・農福連携・口蹄疫問題等で、鹿児島県と宮崎県を訪問しました。

鹿児島県指宿市。(株)指宿野菜王国では、土地づくり・GAP認証など大規模野菜農業の取り組みを調査しました。雇用は40人、作付け面積は150町歩で200町歩を目指すとの事。平均雇用年齢は20代です。

【写真下、全く農業とは関係ない職場からの参入・海外研修生の雇用もと説明する経営者】【開聞岳を背景に通年暖かい気候を利用の農場で、星委員長と】

鹿児島市の農福連携は、通年での小松菜栽培で雨水循環型の利用栽培です。雇用は18人で、知的障害は8割・精神障害は2割で、引きこもり対応雇用もと。6次化挑戦のドレッシングや野菜ジュースも。

宮崎県は、平成22年4月20日の口蹄疫発症~8月27日の終息宣言まで、約4か月猛威を振るった口蹄疫問題の調査です。この問題を忘れない・メモリアルパーク視察、また、対応した県庁から説明を受け深めました。【写真下は、メモリアルパーク入口の看板・背景の黒っぽい模様は、1頭1頭の牛と豚の絵】【写真下は、上の看板の背景を拡大したもの。29万70808頭1頭1頭の牛と豚が描かれてある】殺処分した家畜の頭数は29万70808頭、県内経済の影響は約2350億円とのこと。空港や港からの海外からの侵入が要因とみられ、今後引き起こさないための対応も空港や港で重点的に行われているとの事。【写真下は、口蹄疫対応で当時の事を話す語り部】海外からの直行便が多くなっている福島県も対応が重要と思いました。