「プルサーマル問題で前知事時代に提起していた問題について説明を求める」原発の安全性を求める会・しかし答えず

 21日、原発の安全性を求める福島県連絡会は佐藤雄平知事に対して「プルサーマル問題で前知事時代に提起していた問題について」説明を求めました。会のメンバーは、早川代表・伊東副代表などで、共産党県議団は私と藤川県議が同席しました。県側は、荒竹宏之・生活環境部次長、小山吉弘・同原子力安全対策課長、佐藤浩光・企画調整部エネルギー課長が対応しました。 

 会では、県がプルサーマル計画を強行しようとしている問題で、アンケートの第2次集約508人分を提出しました。前知事時代に県自らがまとめた「中間報告」を180度転換して、プルサーマルを認めようとしていることで、県民が厳しい不信の意見を持っていることがアンケート結果に出ていることを踏まえ、①プルサーマルでの資源節約になるのか②コストや廃棄物問題③六ヶ所再処理稼動での余剰プルトニュウム問題④第二処理工場の実現可能性の低い中での使用済みMOX燃料問題など、具体的説明を求めました。 

 対応した次長などは、具体的説明はできず技術的3条件がクリヤーすることだけで進める矮小化した考えを示すだけでした。

写真は、アンケート集約一覧表