第一原発労働者死亡事故問題・なぜ災害発生後42分もたって救急車を呼んだのか・など富岡労働基準局に申し入れと懇談。県漁連と県栽培漁業協会とも。

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9日、第一原発を管轄している富岡労働基準監督所を訪問し、第一原発労働者死亡事故問題・なぜ災害発生後42分もたって救急車を呼んだのか・など富岡労働基準局に申し入れと懇談を行いました。工事計画そのものが問題でなかったか、直接働いている労働者の話や東電の報告を見ても問題ある工事ではないか、請け負った事業者はどうだったか、再発防止をすぐ行うべきなど意見交換をしながら申し入れました。また、事故原発は経験ない厳しい職場で、4000人からの人が働いている、監督署の役割は非常に重要で体制の強化は必要と言いました。

渡辺満所長は、今までも抜き打ち検査を行ってきたが全部は回りきれない、体制は事故前と比べ3人増えた、応援ももらっているが体制問題なども上局に言いたいとの事でした。また、救急車要請が遅れたことなどは、調査中なので申し上げられないとも。

県漁連とは地下水バイパスの放出の際の調査は、東電の資本が入ってないところに頼むべき、(公益財団法)県栽培漁業協会では五十嵐理事長から、アワビの栽培に力を入れていると意見や要望等をいただきました。

写真は、申し入れと懇談・左から伊東達也・全国原発問題住民運動筆頭理事、渡辺博之いわき市議・私・新婦人の武田さんも参加しました。

大震災の爪痕大きい

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このところ大雨の対策があちこち出ています。中の作の県道わきの家のブロック塀が崩れ隣家を壊しました、二次災害も心配されています。道路排水がないに等しい状況の中で起きたと思われます。大震災で向かいのがけが崩れている要因もあるのではと思いました。

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勿来町の障子川は大震災で地盤が40センチも下がったため泥田になってしまって作付ができないでいます。3面側溝とポンプ設置が要望されています。

写真は、中の作のがけ崩れ調査(2枚)

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写真は、勿来・障子川の3面側溝要望調査

双葉町の入学式・芋がらの味噌汁

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7日、東電の原発事故で全町避難の双葉町が私の地元の錦町で、幼稚園・小中学校を3年ぶりで再会しました。とりあえずは間借りのスタートですが8月に新校舎が錦町御宝殿に新築されます。生徒は3校・10人でスタートとのこと。お祝いの席で「芋がら」の味噌汁が出ましたが皆さんに評判でした。議長さんの奥さんも避難の中でなくなって現在はお一人暮らしとのことでしたが、芋がらの味噌汁はなつかしかしく故郷の味を思い出していたのでしょうか。

写真は、新しい学校の入学式を祝う伊澤町長

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写真は、祝う会・左端が伊澤史朗町長・右端は佐々木清一町議長

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写真は、学校が建設されている・いわき市錦町御宝殿

七年に一度・山田例大祭

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6日、地元山田町では7年に一度の例大祭・神社のお祭です。7年に一度の行事なので区長さん以下関係者の皆さんの苦労は大変です。一度途絶えたのですが復活して頑張っています。どこも若い人が少ないことと、道具準備も鶏の羽利用などもありますので伝統行事の保存には何事も苦労です。北野・諏訪・月山の神社祭りで神輿・長持ちやっこ踊り・子どもなぎなた・女装した男踊りなど素朴な踊りなどがよかったです。

写真は、天狗様と

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写真は、青空のもと勢揃い

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写真は、稚児舞

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写真は、長持ち・奴

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写真は、男花笠踊り

放射能汚染の「食えないイノシシがネック」・イノシシ対策で駆除隊長と懇談

 

5日、イノシシ被害問題で勿来・遠野・田人地区の駆除隊長さんと懇談しました。近年は杉林が多くなったせいか?イノシシが里に下りて来る、猟友会の皆さんも高齢化や人数減で大変になっている、それに加え原発事故での放射能汚染でイノシシが食えないので駆除にも力が入らないといいます。

対策での要望では①一頭1万円の報奨金の強化(隣の古殿町は2万円と聞く)②報奨金も1月で予算がないと言われた(11月15日~3月15日の狩猟期間前に予算不足に)③監察代金の負担が大変(これも古殿町は一定援助)④狩猟期間以外の連絡調整が遅いなどでした。

イノシシは1年に5~6頭×2回・生むので手をこまねいているとどんどん増える、イノシシと豚の交配種は2倍の勢いで増えるといいます。最近はイノシシも比較的人家の多いところにも出てきて、私の自宅前はもちろん県道も横断しています。

写真は、イノシシ被害に悩む遠野地区

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写真は、イノシシ(ネットからの写真)

田は500メートルメッシュで計測除染・沢水から井戸水で・災害公営住宅は事実上2世帯居住で・葛尾村訪問

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3日、日本共産党福島県議団は、原発事故で全村避難中の葛尾村を訪問しました。村役場は三春町に仮役場があり、松本充秀町長・金谷喜一副村長・松本松男総務課長と懇談しました。葛尾村は事故原発から30キロ圏内が大半ですが、20キロ圏内もあり帰還困難区域・居住制限区域もあります。帰還準備のための放射能対策として、水は今まで沢水利用者が多かったので井戸水に、田んぼは500メートルメッシュで放射能を測定し反転耕(土の上下をひっくり返す)でなく表面を削って客土方式で、復興公営住宅は事実上2世帯が暮らせるようになど独自に様々な施策も行っていました。村長は国が森林除染を20メートルしかやらないのは話にならない、山水利用の水田を一体どうするのか、酪農も農業もどうするか、また隣町の浪江町が買い物・働き場・病院だったがどうしようもない(浪江町も全町避難)と言います。また、避難が長期化して健康を損なう人が多くなっていると心配します。帰還するか否かという二者択一は難かしい、避難解除は見通しはつかないとも。

写真は、葛尾村役場三春出張所前で

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写真は、松本充秀町長と懇談

葛尾村は3年前は1565世帯であったが家族バラバラ避難で2倍以上の世帯になっているといいますが、災害公営住宅は地元業者に建設をしてもらい34億円を地元に落す、田の徹底した測定で客土方式を認めさせたなど独自の住民目線の施策を実施していました。国の示す年間20ミリシーベルトは健康に響かないというのも納得できないと言ってました。

 

「インド農業支援の報告会」・軍事力強化より世界の平和も進むね

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4月1日、NPO団体・アーシャ(アジアの農民と歩む会)のメンバーとして、インドの農業支援に行った佐藤耕士さんに報告を聞きました。3度目で今回は活動状況をまとめる作業だったとのことですが、内容は農業支援だけでなく人づくり・保健指導など多方面にわたっており、日本の農業支援も多くの国々で行われていて歓迎されていると思いました。支援内容は農業そのものだけでなく、加工・販売アンテナショップなど、いろいろな支援でした。それにしても世界の食糧事情は悪化していくのに日本の農業政策はあきれるばかりです。また、このような活動は国と国との結びつきを固くし世界の平和も進むと思います。軍事力一辺倒の安倍首相に爪の垢でも飲ませたいです。

写真は、支援に行った先

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写真は、パソコンで報告

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挨拶大好きりょうご君・家の庭には梅と椿と鳥が

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風邪やインフルエンザの流行もそろそろ終わりかな・・・と思っていたら最後にもらって家にいます。しかし家の庭にも春が来ていい季節になりました。街を歩いていたら孫のりょうご君の標語があってびっくり、だれにでも挨拶するのが大好きなりょうご君らしい標語でした。

写真は、挨拶大好きりょうご君の標語があちこちに

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写真は、家の庭も春の花・鳥

福島第一原発作業員を激励・「原発労働者を励ます会」

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26日、いわき市民の有志で作る「原発労働者を励ます会」が、原発労働者のセンターになっている・Jビレッジで働くみなさんに全国からの支援を物資を届けました。

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熊本のミカン・全国の有志からの募金で買ったバナナ・中には高校生がイベントを開いてその募金で入浴剤を買ったのもあります。皆さんに喜んでもらってよかったです。この活動はこれまでも行われていて今回は4回目です。原発の収束のために働くみなさんの励ましにしていただく活動です。

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写真は、Jビレッジで全国からの支援物資を差し入れ

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福島第一原発労働者向け給食センター来年度オープン

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24日、東京電力から「福島第一原発労働者向け給食センター」の説明を受けました。福島原発で働いている労働者向けに朝・昼・晩と3000食の給食を提供するもので、来年末に完成予定です。
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場所は大熊町大川原南平地区で富岡町との境付近・常磐高速道路富岡インターからすぐのところです。第一原発入口に作られる休息所にバランスの良い温かい給食が届けられるようになります。
この付近は0、44μシーベルトで(H26年1月5日計測)です。
料金はまだ決まってないといいますが、私は今議会の総括質問でできるだけ安価な料金で提供できるよう求めました。
日本共産党は労働者の待遇改善・健康管理・危険手当を必ず手元に届くようになど議会内外で求めて運動も広げています。
写真は、原発労働者向け給食センター計画図
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写真は、同位置図