結びついて復旧と・復興・いわきピープルのシンポジューム

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15日、いわきNPO法人ザピープルとおてんとSUN企業組合のシンポジュームでした。粘り強いピープルの歴史ある活動は大震災でも大きな力を発揮しました。各NPO団体や幅広い団体や個人などを結び付けました。自然エネルギーつくりから、綿花栽培、各支援など復旧と復興の原動力です。

写真は、シンポジュウムの会場にて

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写真は、震災から3年・これまでを振り返って。(左から)吉田恵美子・NPOいわき、島村守彦・おてんとさん企業組合、里見喜生・ボランテア、松岡俊二・早稲田大学教授

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写真は、震災から未来に。(左から)福迫昌之・東日本大学教授、郡司真弓・横浜NPO、佐藤・いわき市社協、川原英照・熊本僧侶、菅波香織・弁護士です

 

原発災害対策中心の農林漁業予算・農林水産常任委員会議案審議。同時に総括質問つくり

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12日~14日・17日は各常任委員会の審議です。私の担当の農林水産常任委員会の今日の審議は予算が主なものでしたが原発災害を中心にした予算編成でした。放射能一般事業費は598億円で公共事業費分は480億円で、合計1077億円です。
放射能検査をすべて行ってからの対策で、改めての原発被害が農業県を大きく揺るがしている状況がわかりました。国の法改正で「県農業振興公社が中間管理機構」に移行する方向ですが、この関連では新たな耕作放棄地を生み出さないための施策にとどまるだけでした。あんぽ柿はさらに非破壊検査機器を拡大し出荷に備えること、森林林業問題での作業員健康対策は放射能濃度で3、8μシーベルト以上は作業禁止それ以下で2、5μシーベルトまでは緊急作業以外は抑制それ以下で0、23μシーベルトは測定器で遵守でそれ以下は通常との説明でしたが、若い作業員の確保は大変な状況です。浜地域農業再生研究センターは運営経費など今後の課題があります。
イノシシ対策は国から来た補助金利用で一頭8000円の補助を市町村に出すが県の支援は無く問題です。ため池の放射能除去費用は国から出ていませんが、対策準備用で①除去泥の技術開発②濁り水を抑えるカーテンのようなもの③大雨で動きを見張るモニタリング体制などを行うという説明でした。
総括質問つくりを同時並行に行っており、朝早くから夜遅くまでやってます。
写真は、余裕ない顔で総括質問つくり

原発ゼロの発信を福島県から・いわき市の鎮魂の日

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9日、原発ゼロに背を向ける自民党安倍政権に大きな世論で包囲し、原発ゼロ署名にご協力をと街頭から訴えました。

写真は、街宣で訴え

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また、今日はいわき市の鎮魂の日です。大震災の津波と地震で犠牲になった方々を慰霊しました。母親と姉妹の写真を持って慰霊祭に参加した人の姿を見てみんな涙しました。

写真は、いわき市の鎮魂の日

原発のない福島県を!県民大集会・100万人署名に取り組もう!

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8日「原発のない福島県を!県民大集会」いわき市集会に参加しました。郡山・福島・いわきと3会場で開かれ郡山の全体集会が中継されました。全部で5300人、いわき市集会は780人でした。全体集会を放映しながらいわき市独自の催しもありました。

いわき市では、高校生の代表・小高高校卒業生・吉田有紗さん、楢葉町からの避難者・高木昌棋さん、有機栽培農業者・山田町の安島美光さん、双葉地方原発反対同盟・石丸小四郎さんのお話がありました。吉田さんは8会も避難した本校舎で学べなく一緒に卒業できなかったしかし未来を見つめて生きていきたいと、高木さんは怒りを込めて避難者の現状と課題や国東電への怒りを、安島さんは脱サラで有機農業を目指た直後の原発被害と農業の苦労、石丸さんは映像で現状と原発ゼロを訴えました。

どなたの話も生の声は、災害のひどさ深刻さを思い知りました。風が冷たい中でしたが大きな声で安倍政権の原発再稼働反対を叫んできました。

写真は、いわき集会は平文化センターで・会場入り口で全港湾の皆さんと

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写真は、会場前

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写真は、780人の皆さんといわき駅前までデモ行進

大山登写真展へどうぞ・同級生です

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同級生の写真展を見に行きました。今回は「ぶな」シリーズです。自然のさわやかさがいっぱいでした。大山登さん本人がいて苦労話を聞かせてもらいました。開催は2週間です。いわき市錦町上中田です。

写真展の会場も本人もお客も同級生でした

現時点で福島県・原発事故損害は(数字で見えるもの)2兆7902億円

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写真は、双葉町からいわき市の仮設住宅に避難されている方々の作品
現時点で(2014年3月初め)福島第一原発事故による損害について、福島県の被害分だけ数字になるものを集計してみました。個人と事業者が東電に請求した被害分が2兆7257億円で、市町村が請求した被害分が485億円、福島県が請求した被害分が160億円で合わせて2兆7257億円です。個人・事業者分は昨年比で2倍以上になっていて増え続けています。市町村被害分はまだまだバラバラで請求しているところばかりではありません。福島県分は決算で判断して昨年分からの請求で2年分です。県の予算は震災前と比べると2倍以上になっていますが津波地震分と創造的復興分と考える要素もあります。内在している被害分は不明です。いずれにしてもどこまで増え続けのか・・・・。
原発事故を引き起こすとその被害は際限なく広がり続けます。地震国日本での再稼働は国民の大きな不安を増すばかりか国家的損失です。

「小選挙区はだめだ・安倍に何も言えない」・自民党国会議員。「集団的自衛権やってなくてよかった」と自民党県会議員

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このところ自民党国会議員や自民党県会議員から安倍首相を批判する意見が聞かれます。ある自民党国会議員は、小選挙区制度で公認権や金を握られているので何も言えないと言い、ある自民党県会議員は安倍首相が進める集団的自衛権がどういうことを招くかリアルに考えている発言をしています。憲法を自分の下に置くやり方に独善・ファッショという声が新聞の投書欄に乗り、様々なマスコミも危機感を訴えています。ありとあらゆるところで声を上げていきましょう。
写真は、危険な戦争できる国造りを報道する赤旗など
写真は、戦争をさせない1000人委員会の発足を報じる

雪害対策「農業ハウス等撤去費用や再建修繕にかかる補助拡大を」・万全を尽くすと知事。阿部議員質問

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3月4日、日本共産党・阿部裕美子議員の一般質問でした。農業ハウスの雪害対策について、田村・須賀川・福島・伊達・郡・いわきの各市の調査や共産党地方議員団が県に要望したことなどを踏まえ、農業者に負担させない支援を求めました。知事は被害が甚大であり、原子力災害に立ち向かい復興に取り組んでいる農業者に負担を大幅に軽減したい、国の支援事業を踏まえ新たな県独自の支援をすると答弁しました。
国は今日のネット情報で撤去費用は農業者の負担のないよう定額補助を支援すること・再建修繕にかかる補助率を10分の3─→2分の1にすることを報道しています。地元から各市町村にどんどん要望を挙げてください。ちなみに、3月3日現在の農林水産業関連の被害額は8億2148万円で増額変更になる可能性があります。
福祉関連の問題については、形容詞ばかりが目立って実のないものでした。他党派の質問ではようやく原発関連の質問が出てきました。
写真は、阿部議員の一般質問
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写真は、傍聴に見えた皆さん

「確実・迅速・充分な賠償がなされるように全力を尽くす」と知事・神山追加代表質問

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3日、日本共産党の追加代表質問でした。質問の内容は、避難者及び被災者支援・賠償問題・住まいの支援・原発事故の汚染水等問題・子どもの健康支援・教育行政・企画立案参加するために女性職員の管理職登用・グループ支援など中小企業支援問題です。避難者及び被災者支援・賠償問題は他会派がほとんど取り上げませんし取り上げても弱いです。避難者のみなさんや各自治体との懇談を基本に取り上げた質問は、執行部や他党のみなさんも関心を持って聞いていたようです。
写真は、追加代表質問をする神山議員
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写真は、傍聴者の皆さんと感想や意見交換

「グループ補助金利用で商売の継続と復興に貢献」をといわき民主商工会の皆さんに

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3月1日、いわき民主商工会(いわき民商)の皆さんに、「グループ補助金利用で商売の継続と復興に貢献を」とお話をしました。この制度は大震災で津波・地震・原発震災で重大な被害を受けた被災3県(福島・宮城・岩手)に商工業支援制度としてできた国からくる補助金制度です。この制度に取り組んできた大門みきし参議院議員(日本共産党)は、宮城・岩手の各県は利用が広がっているが福島県は原発震災で遅れていると説明します。そして、4分の3の補助率なので利用を促進し商売の継続で雇用を守り復興に貢献をしてほしいといいます。話を聞いてくれた民商の方々の多くがわからなかった、自分たちには関係のない制度だと思っていた、グループだとできないと思っていた、などの意見がありました。県が窓口ですので問い合わせてください。

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写真は、いわき民商事務所で説明会