「除染・県民健康・食品検査対策」の各質問で問題点浮き彫りに・日本共産党の宮本質問

19日、今日は日本共産党の宮本しずえ議員の質問でした。再質問・再々質問と時間をすべて使い切り具体的な質問でした。


写真は、宮本しずえ議員の質問


写真は、同再質問


写真は、70人の傍聴者が熱心に聞き入る


写真は、教育署名の提出集会であいさつ

福島県の原発全面廃炉は、「県民を守り若者・子どもを守るために決断した」と知事答弁・日本共産党代表質問

15日、神山悦子団長の代表質問でした。知事は福島原発の全面廃炉の決断に至ったことについて、「原子力に依存しない社会を目指すという基本理念のもと、県民を守り、若者や子どもをたちが安心して暮らせる復興のために…決断した」と明確に答えました。
ただTPP反対については、一歩踏み込みましたが、はっきり反対とは言いませんでした。


写真は、神山議員の代表質問

写真は、同再質問


写真は、佐藤雄平知事答弁

写真は、傍聴席

今日は、請願に見えたお客・質問の聞き取りに来た執行部のみなさん・傍聴に見えた方など、広くなったはずの控室は朝から晩まで人人人で狭苦しく見えました。2月定例予算議会は一体どうなることでしょう!うれしい悲鳴です。


写真は、控室で傍聴に見えた方に報告

被災者に寄り添う感覚とはなっていない・・と思いました、自民・民主各党の代表

今日は自民党と民主党の代表質問でした。質問全体の感想は、原発対応問題は当然の質問ですが、除染に苦労している自治体や県民の状況、地震・津波・原発災害で県民がどんなに厳しい状況になっているかが見えない質問だったと思いました。
写真は、本会議が終わって控室で共産党の質問を審議しています・長谷部さんと私。

12月12日・福島県議会12月定例会開会

12月12日、県議選後初めての福島県議会が始まりました。東日本大震災・原発事故があってちょうど8ヶ月目です。日本共産党は5人になって代表質問ができるようになり神山団長が行います(15日・木・午後2時ころ)。一般質問は宮本しづえさんです(19日・月・午後3時ころ)。
知事は提案要旨説明で、〇大震災・原発事故から9ヶ月が立ったが原発事故は収束に至っていない〇復興計画に「県内の原子力発電所は全面廃炉」と明記する〇全県民の健康を長期的に見守るため、甲状腺検査や検診体制の充実を進める、18歳以下の医療費無料化の実現に取り組む、子育てしやすい環境を推進する〇除染計画の策定支援・市町村への支援など市町村と一体となって取り組む〇原子力賠償はまだ道半ば、あらゆる損害に対し賠償を行うよう求めていくなど、安心して住める福島県を取り戻せるよう県民の視点に立って進める、と述べました。

写真は、控室で質問などの協議

「県外避難者の民間住宅の借り上げ継続決める・各都道府県に福島県が要請」・打ち切り見直しに批判相次ぐ

東日本大震災・原発事故で県外に避難している県民が利用する各都道府県の「民間借り上げ住宅制度」の新規を打ち切る方針を福島県が示していましたが、批判が相次いで県は続行することにしました。原発災害がいまだ収束しない中、打ち切りは問題です。打ち切りでなく安心して住める環境を早急に作っていくことこそ求められているのです。


写真は、このことを報道する地元新聞


写真は、広くなった控室にお客がいっぱい・神山団長の質問聞き取り


写真は、控室にて

議長・副議長に引き続き、常任委員会委員長・副委員長も多数決で自民党が独占

昨日は、議長・副議長を自民党が独占しましたが、今日は常任委員会の委員長・副委員長をまた自民党が独占しました(公明は自民に協力をして委員長ポストを得ました)。
ちなみに、会派構成は以下のようになっています。日本共産党・5人、自民党・28人、民主県民連合・16人、福島未来ネット(みんな・社民・無所属)、公明党・3人です。自民党は公明党と組むことで過半数になります。
常任委員会のメンバーは、宮川えみ子「総務」、長谷部淳「企画環境」、神山悦子「商労文教」、阿部裕美子「農林水産」、宮本しづえ「土木」です。私は各派交渉会のメンバーにもなりました。



写真は、本会議で常任委員会委員長・副委員長の採決


写真は、知事提案要旨の説明

自民党と公明党に対し「第一会派は議長・第二会派は副議長で、各常任委員会の委員長・副委員長は比例配分で」と、民主・福島ネット・共産党の3会派で申し入れ

12月9日、新議員による初議会が開かれました。共産党は他の2会派と共同で、議会の民主的人事・運営などで、自民・公明の各党に申し入れを行いました。申し入れの内容は、①議長は第一会派・副議長は第二会派で、各常任委員会の正副委員長は比例配分でなどです。自民党は単独では過半数にならないので公明党と組んで議長・副議長とも独占しました。
 会派別人数は、自民党は28人、民主・県民連合は16人、福島未来ネット(みんな・社民・無所属など)は6人、日本共産党は5人、公明党は3人です。


写真は、上は副議長選挙で、下は議長選挙です。


写真は、開票立会いに長谷部さん


写真は、新議員が決まった議場

写真は、広くなった控え室

精神的・原子力賠償で指針・福島県全部を対象地域にと早速県に申し入れ

精神的賠償が示されたのは前進ですが、23市町村しか対象地域にしていません。福島県は風評被害も含めて全域が被害を受けています。福島県全域が対象にすべきなど、県に申し入れをしました。

写真は、報道する地方の新聞


写真は、県に申し入れ

「議長は第一会派で副議長は第二会派に、議員報酬をはじめ議員にかかわる諸経費の全般的見直しを」・世話人会座長に申し入れ

29日、「議会構成および運営に係わる緊急申し入れ」を、佐藤保憲・世話人座長(前議長)に申し入れました。申し入れの内容は

①議長は第一会派、副議長は第二会派から選出すること

②各常任委員会の委員長、副委員長の選出についても各会派の公正な配分を行うこと

③5人以上の交渉会派とする規定は見直し、公党はもちろん何人でも会派を認める

④意見書、請願の取り扱いを協議する運営も開かれたものにすること

⑤議員報酬をはじめ議員にかかわる諸経費の全般見直しを協議する機関を議会内に設置すること

写真は、申し入れ

母乳の検査・急げ除染・一部損壊支援・海のがれき対策・全面廃炉など「オール福島で安心安全な福島県を」・知事申し入れ

29日、来年度予算編成と12月定例議会について佐藤雄平知事に申し入れを行いました。 5人になって交渉会派になったので(共産党は人数にかかわらず同じ扱いを求めている)、執行部も勢ぞろいです。オール福島の立場で「いそげ除染・しっかり賠償・原発ゼロ」の県民の願いに沿った県政を求めました。強調したことは①母乳の検査を県が独自で行う事②市町村まかせでなく除染計画のリーダーを県がとり、急ぐこと③地震での一部損壊の支援④海のがれき除去の予算を来年度以降も実施を⑤原発10基の全面廃炉をです。

知事は、県を歩いてみて市町村長と意見交換をしてほぼこのような声だった。特に、特別立法を国に求めることはでは協議を進めているのできる限り早く細かいことも詰めていきたい。母乳の検査では、知事は保健福祉部長に状況を聞き、保健福祉部長はゲルマニュウーム測定器で検査はできる、厚労省がやっていた経過がある、厚労省は問題ないと(言ったので)やめていた経過がある、検討したいと答えました。

写真は、知事申し入れ