「ワクチン接種助成を実現することについて」の申し入れ

 10日、子宮けいがん・ヒブ(HIB・インフルエンザ菌b型)・小児用肺炎球菌の各ワクチンについて国が5割の助成をする補正予算が決まったので、県内どこに住んでいても負担なしで摂取できるように、県が支援をするよう申し入れました。これらのワクチンは高額なため、子宮けいがんは8市町村が、ヒブと肺炎球菌は10市町村が支援しています。

 

申し入れに対応した保健福祉部の長澤次長は、「申し入れの趣旨は十分にわかります」とのことでした。山形県では、補正予算を組んで、国二分の一、県四分の一の費用を出しています。

この秋の臨時国会で、3ワクチンの接種補助が決まったことを受けての申し入れです。県は3ワクチン分の補助金を国から預かって基金に積み、実施市町村へ配分するしくみです。 新婦人などが以前から運動にとりくみ、私たちも県議会で質問してきたので、大変うれしいことです。これらのワクチンは3回~4回接種することになり費用は4~5万円前後かかります。しかし、今回国が示している補助は、国と市町村が1/2ずつ負担するというものの、総費用の9割程度しかカバーできません。県の援助は重要です。 

写真は、保健福祉部に申し入れる共産党議員団。