写真は、 仮設住宅の前で。左から神山県議・参加者の方・宮本県議・ 渡部寛一市議・長谷部県議・荒木市議・ 私・阿部 県議
写真は、福島県の地図です。太平洋岸に面した真ん中に事故を起こした第一原発があり、その10キロ南に第二原発があります。今度訪問した南相馬市小高区は第一原発の北の矢印のところです。
5月11日、日本共産党福島県議団で、原発避難区域見直しがあった南相馬市を視察しました。桜井市長との懇談では、県との意思疎通もだいぶ良くなった、自治体から申請があったら除染予算も含めて適切に対応してほしい、戻って農業ができないという人には土地を買い取って新エネルギー生産基地などにしてほしい、また、インフラ整備では医療がきつい、県として排水対策に全量をあげてほしい、一気に早く進むよう国に要望してほしい、住宅対策は一番重要だ1000戸の住宅をと要望されましした。
仮説住宅に住まわれているみなさんとの懇談では、家族バラバラなので一緒に住めるように、年金暮らしでは家は建てられない、家にかぶせていたシートが破けて飛んでしまったので家が傷む対策を、常磐線・高速道路・6号国道を早く開通させて、除染は地域全体をどうやるかが大事だ、植木など屋敷内の放射能濃度が高いなどの要望や訴えがありました。地元南相馬市の渡部寛一市議・荒木ちえこ市議からは市の対応策や県国に対しての要望が出されました。
渡部寛一市議は、南相馬市の小高区を中心に案内してくれましたが、原発事故によって入ることができなかった商店街は、地震の被害にいまだ手つかずの状況、海の近くの干拓して作り上げてきた田畑は広範囲に水没したままで、まったくこれからのスタートという感じでした。