「孫と田を耕しじゃがいもや玉ねぎを植えた・・今はもうない」楢葉町の早川さん

9日・10日と日本共産党女性活動者の会議があり、楢葉町からいわき市に避難してきている早川さんのお話を聞きました。(楢葉町は原発から約20キロで、8月10日に警戒区域が解除され避難指示解除準備区域・自由に出入りできるが寝泊まりはできない・に再編)
早川さんは、解除されても嬉しくない、畑いじりが大好きで元気だった母も避難先のいわきでくなり、孫と田を耕すこともじゃがいもや玉ねぎを植えたりすることもできなくなった、精神障害者の施設を運営していて障害者の方々と一緒に避難してきたが薬が合わず亡くなった人や自殺した人もいた、自宅はお寺だが檀家の人がなくなってもお葬式もできずひっそりと安置している、帰っても誰もいない、家はメチャメチャ、お寺は泥棒に入られお賽銭箱まで持って行かれた・・、原発事故とはこうゆうことだ、原発ゼロを必ず実現したいと言いました。

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写真は、早川さんの旦那さんが孫とトラクターで田を耕しているところ(原発事故前)

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写真は、早川さんが描いた絵手紙

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写真は、みんなで早川さんが撮った楢葉町の写真を見ているところ