国の12年度補正予算案・13年度予算案について、日本共産党の小池晃政策委員長はNHKの日曜討論で「強きを助け弱気をくじく予算」だと述べました。ゼネコン向けの大型公共事業や大企業減税は大盤振舞いし軍事費は増やし原発輸出する予算も盛り込む一方で、生活保護や年金は削減だ」と指摘しました。
今度の生活保護の削減で子育て世代は月2万円も削られます。今、子どもたちには補修用の教科書代や塾のお金、その他の経費がいろいろかかって大変ですが、これらの費用はもちろんほかの子と一緒の付き合いもできないし、食べ盛りの子を持つ親も一層苦しい思いをすることになります。貧困の連鎖がますますひどくなります。
年金の削減は、お年寄りが近所にお茶のみに行くお茶菓子代もお悔やみの付き合費用もでなくなっていきますから、付き合いもできず孤独になっていきます。あまりにもひどい弱気をくじく予算です。
写真は、元気に公園で遊ぶ子どもたち、この笑顔を見ると精一杯頑張ろうという親の思いをしっかり支援したいと思います。