3・11福島県主催の東日本大震災追悼式があり出席しました。内堀知事は、3・11知事メッセージ起草委員会(委員長知事)で起草された、福島の未来2015年メッセージを読み上げました。その中で「県内原発の全基廃炉を求め、再生可能エネルギー先駆けの地を創る事」と。しかし、私は人類と原発が共存しないことを発信する内容があれば発信力がもっと増したと思いましたが。
写真は、追悼式
写真は、阿部県議と私
写真は、4年前の薄磯地区(上)
今日は2015年3月11日です。大震災・原発事故から丸4年です。今日に先立ち福島県いわき市はさる8日に各地区で追悼式が行われました。私はいわき市南部を中心に海岸沿いを歩いてきました。被害の大きかった各地域は大型重機が入りまったく様相が違う状況になっていました。
写真は、現在の薄磯地区(上)
写真は、大震災前の薄磯地区(上)(復興事務所のパネルより)遠くに豊間の灯台が見えます・灯台の下は美空ひばりの碑・地震と津波でも大丈夫でした。
いわき市で一番人的被害が大きかった薄磯地区も様変わりでした。地区の復興事務所にいた方が「高台移転の宅地開発が進んでいるが350世帯のうち100世帯くらいしか戻らないかも・・・」と言います。そして「原発で戻れない双葉群の方たちをここに迎えてはどうか」とも。また、建築関係の人材不足解消にCLT(ひき板を並べた層を板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大型パネルの意味)工法利用はどうかなどのご意見も。
写真は、避難の方が詠まれた短歌