災害公営住宅は物置やペットの居場所を・高速無料化継続は絆維持に欠かせない、双葉町長と懇談

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6日、原発災害で、いわき市植田町に転居してきた双葉町(役場)・いわき事務所の伊澤史郎町長と懇談しました。副町長は県から出向の半澤浩司さんです。植田町は私の家から車で5分のところです。

懇談では、生活改善が急がれる、公営住宅を作りたいが土地の手当が難しい、役場の近くにまとまった土地が欲しいといいます。いわき市民との軋轢はあまりなくて良かったとも。公営住宅はエレベーターやバリやフリーになるが、元々広いところに住んでいた町民なので荷物が多いし犬などのペットもいる、これらを考慮に入れて物置とか犬の居場所なども欲しいなどの要望でした。高齢者やふるさとを失った方々は思い出の品やペットは生きがいとも。

また、絆維持のため全国40都道府県に避難している行政区長さんの集を持ちたいが、旅費や宿泊補助がないと集まれない、高速道路の無料化の継続も絆維持に欠かせないと要望されました。
埼玉県の旧騎西高校の方々も100人くらいいるが、埼玉に続けて住みたい方は、埼玉県が3つのエリアを見つけてくれた、また、福島県の平田中央病院も希望者は全員施設も含めて引き受けてくれると言います。
幼・小・中の学校再開もしたい、医療介護など福祉関係も何もないのでこれからだ、課題は山積しているとのことでした。

写真は、伊澤町長と

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写真は、双葉町(役場)・いわき事務所