東電新会長が「第二原発は使えそう」と発言しても、行動を起こさない県の姿勢、みんなで新しい県政をつくる会が県要望

17日、みんなで新しい県政をつくる会が県担当者に要望と懇談をしました。前もって要望を伝えその回答をもらって懇談をしたのですが、時間が1時間で消化不良の感じでしたが、まずは第一歩です。東電の川村会長が1月5日知事に面会した後、福島民報のインタビューに答えて、「この先20年というオーダーで使えそうなのは柏崎刈羽と福島第二原発ということになる。・・原子力を何らかの形で残しておく必要がある…」と答えたことに対し、作る会でなんだかの行動を起こすべきではと言いましたが、これまで通りの答弁でした。 賠償・避難者の住宅確保・コメの全袋検査・食品の放射性検査・医師看護師不足対策・保育士確保・学童保育支援・教育予算の増額・給食の無料化支援・小規模事業者持続化補助金など質疑応答しました。最後の小規模事業者持続可能補助金はいわき市で実施しているとの中で、該当しないのは県支援でと質疑しました。

政調会を受けて予算議会に臨む協議

16日、二日間にわたる政調会を受けて、2月定例議会に向けての対応を県議団会議で協議しました。今日は、危機管理・生活環境・商工労働・観光交流・土木・病院・警察本部でした。質問等は、危機管理部では、汚染水(汚染水流入は地下水から5割・屋根から3割・建屋周辺2割の説明)・原発労働者問題。生活環境部は、汚染土壌対応・地域交通・温暖化対策と石炭火発の矛盾・イノシシ管理計画。商工労働部は、中小企業対応・地域商店対策・原発避難地域対応・風力発電等ルール作り・県民目線対応に力を。観光交流局は、民泊事業規制。土木は、避難者住宅確保・計画的な維持管理推進・民間住宅家賃補助の早期対応・病院局は、双葉医療センター開院向け総合的に使える多目的ヘリ運航・警察本部は、高齢者等交通安全対策など・超過勤務は減りつつあることなど。知事申し入れが23日になるので、これなの問題を協議し申し入れ書を手分けして作ることに。大震災原発事故から丸7年になりますが問題は山積と思いましたが、県民目線が不十分、不十分どころか上から目線になっているところも目立ちました。

今日と明日・予算議会に向け政調会・部局要求総額1兆4千億円。

2月15日から開会予定の2月定例県議会に向けて、執行部の考えを聞く政調会が今日・15日、明日・16日の二日間行われます。今日は、保健福祉部・企業局・総務部・企画調整部・教育庁・農林部でした。現段階の各部局の予算要求総額は、1兆4千億円と総務部長の説明でした。質問したのは、総務部は、公共施設老朽化対策。企画調整部は、地方創生や人口減少対策・再生可能エネルギー導入で特に風力発電大量導入の規制など。原子力損害賠償問題は東電にしっかり対応すること。保健福祉部では、医師不足・医療計画等。子ども未来局は、企業内保育所の質など。農林部は、家族経営の在り方・若い人の新規農林業就労支援。企業局は、地域開発事業会計の企業債約100億円を一般財源で支払うこと。教育庁は、小中学校教育の在り方・教員の多忙化対策・特別支援学校の計画・公立高校の統廃合など。

80年の時を経てベストセラー「君たちはどう生きるか」

漫画・「君たちはどう生きるか」を読みました。昔々ウン十年も前に文庫本で読んだような?本棚にありました。漫画本の作者は羽賀翔一氏・原本は吉野源三郎氏。吉野氏が原本を書いた時代は1937年・戦前の本です。日本の軍部が勢力を強め戦争に突入していった時代です。ヨーロッパではヒットラーが政権をとって暗雲が立ち込めていた時代です。言論が統制され戦争に向かっていった時代、まだ、子供向けは書くことができる、将来担う子供たちが自由な発想でと書かれました。こんにち、似たような時代になったと多くの方が思っている・・この時代、漫画で再生され、ベストセラーになったと言うのも偶然とは思えません。まさに、現代の子どもたちに自由な発想で生き方をとらえることができると思います。(映像はクローズアップ現代より)

「若いのにも署名頼んでみっか」山田で懇談会。常磐興産新年会。

12日、山田地域で共産党懇談会を開きました。救急車は早く来るが病院の行き先が決まらない(1時間半以上)待たされた、いわきの医療はどうなっているか、スクールバス問題、原発避難で若い人が帰ってこない、「憲法9条改悪阻止3000万署名」・若い人にもたのんでみっかなどなど、みんなでおしゃべり、そして行動することにしました。夕方はいわき市の大手企業「常磐興産グループ」の新年会がありました。背が低いと挨拶をしている人の顔も見えない。長崎産・93キロのマグロ・解体ショウとその刺身。

7年間で50倍近く広がった格差・このままの政治でいいのかと・テレビ

6日、放映のテレビで世界の格差が7年間で50倍近くに広がったと放映してました。2010年は世界上位388人の資産と下位50%が同じ資産、ところが7年後の2017年は上位8人の資産と下位50%が同じ資産です。経済の仕組み流れを示しながら、このままの政治でいいのか?と。

「殺したり自殺したり今の子どもたちは‥」競争社会の自己責任論が問題・懇談会盛り上がる

7日、川部で日本共産党の懇談会がありました。まず、菅原文太さんと宝田明さんの沖縄と憲法のビデオメッセージを見て、皆さんから質問を受けました。初めに「今の子は殺したり自殺したりどうなんだ・・」などの意見が出されました。そして、働き方の問題から、競争社会の自己責任論がだされ、労働者派遣法が大問題だ、不安定雇用で結婚・子育てができなくなっている、子どもの間でも競争・競争で、おっとりした子やいわゆる学校の勉強ができない子がおいて行かれる、勉強できなくったって働くしいい子もいるのに、子どもも自己責任でかわいそう、どんな人間でも生活できるようにするのが当たり前などの意見が。共産党の名前を変えないの?年金あがらないの?などの質問、親や親戚から聞いた中国戦線での中国に対して行ったひどさなど、また、3000万署名は何枚も持っていく人など、最後は盛り上がり、またやりたいねなどの感想も。