8日、ご近所の菊田小学校と、母校の桜ヶ丘高校の入学式に行き祝辞を述べさせていただきました。桜ヶ丘の方は50年前より桜並木に風格が出てきたようでした。
写真は、桜ヶ丘高校の入口の桜・桜並木
31日、いわき市の北部後援会で高橋ちづ子衆議院議員の議会報告会がありました。相次いで小選挙区で1票の格差について裁判所が違憲判決を出していることについて、小選挙区制でなく比例代表制にすべきと話がされました。
写真は、多くの人が高橋さんの話を熱心に聞いていました。
小積極制度の違憲判決について、日本共産党の志位和夫委員長の28日の記者会見
全国16の高裁で衆議院の「1票の格差」の問題で判決が下りました。すべて「違憲」、もしくは「違憲状態」という判定で、「違憲」が14、「違憲状態」が2という結果です。そのうち二つは選挙自体を「無効」とする非常に厳しい内容となりました。
一連の判決で何が断罪されたのかというと、現行の小選挙区制が憲法に反する重大な欠陥をもっているということが断罪されたと思います。日本共産党は、いまの小選挙区制法案が国会で審議された1993年から94年の時期にかけて、小選挙区制という制度が、まず「大政党有利に民意をゆがめる」という重大な問題点を持っていることを追及するとともに、1票の格差という点でも、その出発点から2倍を超える格差を持っているという点で、「違憲の立法」だということを厳しく批判してきました。
最初の「区割り」が決まった段階で、90年の国勢調査にてらしても、300の小選挙区のうち格差2倍以上の小選挙区が41もあり、最大格差が2・14倍もありました。
わが党がこの問題を追及すると、当時の政府は、「2倍以内にするのは無理だ、3倍未満だったらいい」ということをいって、これを強引に通したわけです。ここに今日の問題の根本があるということを強くいわなければなりません。
29日、30日と原発避難・津波地震避難の皆さんが住んでいる民間借り上げ住宅を一軒一軒訪問しました。
原発避難者のみなさんは全く知らない街に突然避難することになった戸惑い、家族バラバラになっての避難など、全く先が見えない中で、ようやく買い物ができるようになったなど話をされましたが、気持ちが落ち込んでいる方が多いように見受けられました。
津波・地震の避難者のみなさんは、住み慣れたところに近いアパートなどに入居している方が多いのですが、国の支援策が乏しく、新しく家を作れるかどうか、また、津波で田畑や農機具などの被害で、また、漁業者のみなさんは原発放射能問題で海に出ることができないので経済的精神的困難を抱えている方が多いようでした。
写真は、アパートを出たら、河津桜と菜の花が満開でした。
重い困難な話を聞くしかないだけの訪問のようでしたが、皆さんが「訪問してくれてありがとう、何かあったらすぐ電話します」と言われ少しホットしているところです。
25日、福島市で「安心して住み続けられる福島を目指して」の第7回学習会があり、「原発労働者と除染労働者の現状」の学習会がありました。報告者は渡辺博之さん(日本共産党いわき市議)、小川英雄さん(県労連労働相談センター所長)が報告をしました。
原発労働者の常識では考えられないような実態、ひどい労働条件が除染労働者にも広がっている状況などが報告されました。70件の労働相談が報告されましたが、除染を食い物にするゼネコンや暴力団の実態が明るみに出ています。しかも、この行動は、原発労働者を取り巻く現状と同じような様相を呈しています。
安心して住み続けられる福島を取り戻すためには原発・除染労働者の働く労働条件をまともなものにすることが重要です。
主催は、福島県革新懇・福島県自治体問題研究会・ふくしま復興共同センターです
労働相談は、電話・024-522-3097 にお気軽にどうぞ、秘密は厳守されます
写真は、報告をする渡辺博之さんと小川英雄さん