知事は「公平公正・県民の声を広く聞いた・高く評価・民主党も大きく飛躍する」と、県民連合代表質問

 21日、今日は県民連合の代表質問でした。知事はこの4年間、公平公正・県民の声を広く聞いた高く評価する、民主党は大きく飛躍すると言いました。知事を支援することになった連合の組合からも、原発プルサーマル問題では、もっと県民の意見を聞くべきだったという意見が出たといいますし、国においては、大企業の法人税を引き下げるということで財政状況は深刻になり、一層国民や地方は厳しさを押しつけられますが、この方向で政権が持つのか?という声があります。どのようにみているのでしょうか。

日本共産党の神山悦子県議の質問は、28日の午後です。傍聴にお出かけください。

写真は、今日のお弁当は、相談者からいただいたジャガイモのサラダ、ジャガイモ入り煮物、麦ごはんです。

控室にて。

県警本部前の街路樹のトチの実・朝の散歩の時たくさん拾っていた人がいました。

「国と東電が言ったことの繰り返しではないですか」、原発の安全性を求める会の再質問交渉

 21日、「原発の安全性を求める福島県連絡会」(早川篤雄代表)は、県に対し8月30日に質問した質問に対し抽象的不誠実でということで、再度質問に誠実に答えるよう交渉を持ちました。共産党県議団も参加しました。

 小山吉弘・原子力安全対策課長は30分にわたり説明をしましたが、3条件のみで核燃サイクルに関する7つの項目については何も答えませんでした。副代表の伊東達也さんは、ほとんど国と東電の言った通りだ、それにしても今話してた事は、回答として出すべきだったものであり、今から出でも出してくださいと求めました。

写真は、交渉の状況す。

「口蹄疫対策などセーフテイーネットの構築を」・県畜産関係団体連絡協義会のみなさんが要望に

 16日、福島県畜産関係団体連絡協議会のみなさんが要望に見えました。要望の内容は、畜産は生産資材の多くが輸入に依存している自給率向上に向けた支援を、担い手の育成支援を、口蹄疫等伝染病の予防と初動防疫措置の構築をとのことでした。

写真は、要望に見えたみなさんと。

要望の勉強。

「産業の振興と雇用に全力をあげてきた」と言うが・・なぜ東北最大の非正規切りになっているのかの総括はありませんでした・知事提案理由説明。9月定例県議会開会

 16日、9月定例県議会が開会されました。今議会は佐藤雄平知事の今期最後の議会です。10月に知事選です。だいぶ長く提案理由を説明でした。「産業振興と雇用の確保に全力を注いだ」と言いましたが、なぜ東北最大の非正規切りになっているのかの総括はありませんでした。

 プルサーマルの実施を受け入れた。一般会計補正予算は29億4千万円と。

写真は、議場控室にて。外は雨で一挙に寒くなりました。

「米価の下支え強化を」・福島県JAのみなさん。「高齢者の生存確認を急ぎ緊急な手立てを」・年金者組合のみなさん

 今日は15日です。あす9月16日(木)~10月5日(火)の予定で、福島県9月定例県議会が行われます。今日は準備作業を行っています。

 控室にJA福島のみなさんが要望に見えました。米価の下支えを緊急に求めてほしい、仮渡し金が会津のコシヒカリで1万円で他は9千円で大変だ。値段が川下(量販店など)から決まってしまう、米の値段が下がるとそれだけ(価格保証のための)国の負担も大きくなる、JAも消費者も国も力を合わせる時だとと言います。

写真は、控室に見えたJAのみなさん。

 午後は、年金者組合のみなさんが、高齢者の生存確認と命と暮らしを守る緊急の手立てを求める県交渉を行い同席しました。県の高齢者福祉課長は、100歳以上の不在高齢者は、いわき市の一人を除いていないとのこと。面会を原則にして介護保険の利用状況で調べたとのこと。参加者のみなさんは、今後ともの実態把握の強化を求めました。

写真は、県との懇談。

9月定例議会に向けて知事要望

 

8月30日、9月定例県議会に向け、共産党県議団が知事要望を行いました。

 来年度予算編成については、地方消費税に頼らなくても、小名浜人工島建設など大型開発事業にメスを入れる歳出抑制、地域循環型経済推進で収入増につなげることなど、プルサーマルは改めての撤回を求め増した。

 県産材を使った住宅リフォームへの助成制度の創設は、再度強調しました。

 医療・福祉・教育については、中卒までの医療費無料化、児童福祉士の増員、介護保険料軽減と施設の増設、市町村国保への県独自支援、特別支援教育(養護学校)の増設と養護教員の増を、学校耐震化の促進化、米価下落対策では、政府の備蓄米30万トンを適正な価格での買い上げなどを要望しました。

県議会エネ協・プルサーマル計画で共産党明確な反対意見明記を要求

 8月30日、福島県議会エネルギー政策議員協議会(エネ協)は、佐藤雄平知事が福島第一原発3号機でプルサーマル計画を認めたことに対し、県執行部に知事がプルサーマル計画を受け入れた経過の説明を求めました。共産党県議団は、全員協議会の開催を求めましたが、議長はエネ協での説明で済ませることに決めました。そこで、再度エネ協では知事が説明をすべきと申し入れました。しかし知事は出席をせず部長説明でした。極めて政治的判断にもかかわらず知事は最後まで県民に対して説明責任を果たしませんでした。

 知事は、県自身の到達を後景に追いやり技術的3条件にすり替えた、県民は納得していないと述べ、5点質問しました。①県民の意見をこれからでも聞くべき②「中間とりまとめ」に対しての具体的審議経過③安全確認のためのプロジェクトチームの継続性④使用済みMOX燃料が福島県に留め置かれる県民の不安対応⑤8月23日の第一原発3号機の作業員被ばく問題でした。しかしいずれも明確な答弁はありませんでした。

 質問をしたのは、共産党の私だけでした。社民・県民連合の加藤議員は意見を述べました。こんな重大な問題なのにせめて今後の問題くらい質問したら?という声も。

写真は、エネ協での発言。

「エネ協は知事が説明を」・議長申し入れ

 佐藤雄平知事が原発でプルサーマルを実施することで、県執行部が県議会・エネルギー議員協議会に説明をすることになりました。共産党県議団は、きわめて政治的判断であると、知事が協議会に出席をして説明をすべきと、佐藤憲保議長に申し入れました。30日にエネ協は開かれます。

写真は、議長に申し入れ。

母子家庭就業支援・小規模介護施設スプリンクラー設置支援事業・プルサーマル安全確認プロジェクトチームとは?議会政調会

 23日、9月定例県議会(9月16日開会予定)に向けて、各部局から説明を聴取する共産党の政調会が開かれました。保健福祉部からは、ひとり親家庭の母親等の就職支援に、IT活用訓練支援事業(訓練手当3万円/月・就職あっせんまで・100人対象)、小規模介護施設のスプリンクラー設置補助追加(計42施設)などの説明がありました。

 生活環境部では、原発のプルサーマル実施に係わる安全確保のために、技術連絡会の下に、プロジェクトチームを設置したとの説明がありました。民主的とはほど遠いやり方でプルサーマルを実施した事に厳しく批判をしながら、県民の声を受け止めるられるプロジェクトチームにすべきことなどを求めました。

 そのほか、携帯電話エリヤ拡張事業(三島町)、良食味水稲品種開発、森林整備加速化、県立学校の耐震促進基本計画策定事業などの説明がありました。小名浜港の「国際バルク戦略港湾」については国に計画書を提出応募したとの説明で、H24年度に、広野火発6号機が供用開始するので石炭が3割以上伸びる(606万トンがさらに250万トンも伸びる)との説明でした。温暖化問題が深刻な中、県のCO2排出量がさらに大幅に増えることになりますがどう説明するのでしょうか。

 補正予算の概要は、緊急雇用創出事業や災害復旧工事などの土木予算が主なもので20億円程度になるとの説明でした。

写真は、政調会の様子。

写真は、おひるごはん、家からのお弁当です。もらいすぎた南瓜となすの料理、楕円形のトマト・きゅうり・名前のわからない葉っぱの胡麻よごしです、デザートの桃は事務局のFさんにいただきました。朝5時に起きて作って6時40分に家を出てきました。

佐藤雄平知事が原発プルサーマルを正式に受け入れ・共産党抗議・議長申し入れ

  2010年8月6日、東京電力の原発プルサーマル計画を佐藤雄平知事は正式に受け入れることを表明しました。佐藤栄作・前知事時代に決めた核燃サイクルの「7つの疑問点」について何一つ解明もなければ、問題解決もされない中の受け入れ表明です。知事はプルサーマル受け入れを勝手に3つの条件に絞ってしまい(耐震安全・老朽化対策・長期保存の燃料問題)、それも、東電と国の言うままで十分な検証もしないで決めました。端的にいえば、知事が交代し県の姿勢を変えたという、政治的判断だけで決めました。これでは県民の納得は得られないし、安心・安全も守れません。「7つの疑問点」を脇に置いたままでは、県の到達点を知事自身が投げ出したものです。

 前知事時代に県がみづから示した核燃サイクル政策の7つ疑問点は次のようなものでしたがこのことに真摯に答えるべきでした。①現段階で必不可欠なものか②資源の節約・安定供給につながるか③経済性に問題ないか④プルトニュウムバランスはとられるか⑤高速増殖炉の実現性は⑥使用済み燃料の再処理で廃棄物量を大幅に削減できるか⑦使用済みMOX燃料の処理はどうするか(県エネルギー政策検討会の「中間取りまとめ」より)。

写真は、知事がプルサーマル実施を発表。それを報じるテレビ。

写真は、知事に抗議。

写真は、佐藤憲保議長に、全員協議会を開いて知事の説明を受け、質疑も行うべき事を申し入れ。