民間住宅に入居している避難者にも救済の方向

民間住宅に避難している方にも、今後県が避難所等として認めた場合、避難者の家賃負担が免除される方向が検討されていることがわりました。20日、宮川が楢葉町から避難してきたHさんの要望を受けて県の災害対策本部を通して県の住宅課に要望してわかりました。検討の方向①6万円以内で耐震化が図られている②統一様式を作って窓口は市町村にお願いする③入居者本人が大家さんと話をする④退去負担金・火災保険は県負担などです。当初は予定されてなかったといいますが、災害救助法の適用範囲の拡大がされたそうです。

写真は、第14次の災害対策本部への要望

「人災と認め早急に全面保障を」、東電に抗議と申し入れ

4月20日、日本共産党福島県委員会・同県議団・原発県連の3団体は、福島第一原発の事故の発生とその危険性をかねてから東京電力に直接指摘してきた当事者として、東京電力に申し入れを行いました。今回の事故が人災であって事故の責任が東電にあることを認めることを求めました。

鼓紀男副社長は「事故の原因については事故調査委員会を設けて責任の所在を明らかにすることになっている」として、「人災」と明確に認めませんでした。また、県民への社長の直接謝罪、現に生じている被害・損害に直ちに仮払いをすること、などを求めました。


写真は、東電への抗議と申し入れ

写真は、記者会見

ボランティア給水の水道料金の減免を

19日、共産党いわき市議団・長谷部あつしさん・私は、いわき市水道局に出向き、職員の方々の激励とボランテア給水に対する水道料金の減免制度の実施を要望しました。今度の震災で断水が長期化した中、水道の復旧が早かった方々が知人や地域に水道水の提供・ボランテア給水に貢献してくれました。また、水道料金が地域負担の地域公民館などからの給水もありましが、①ボランテア的に水道水を提供してくれた市民の皆さんなどに過去の実績にもとずいて料金を請求すること②震災による漏水はこれまでの減免制度ではなく、やはり過去の実績にもとずいた料金で請求をすることなどを求めました。


写真は、水道局災害対策本部に申し入れ。

「水が出ない・建物も被害、でもがんばっています」、銀行も中小業者を生かす対応を。要望は毎日いっぱい出されます。

植田商店街の被害も4月11日・12日の余震で大きいです。喫茶店経営者の女性から「水が出なくて休業していたがやっと始まった、ぎりぎりの経営なので銀行に返済を半月くらい待ってほしいと言ったが断られた、公共料金のように少し待ってほしい」と、要望を受けました。県の災害対策本部を通して要望したところ①30日に県が銀行などに要請した②国も31日に法律を通した、しかし努力目標といいます。そこで、これらのことを踏まえて交渉するよう話をしました。
また、全壊した家の撤去は津波の所しかやらないというので、地震で全壊した家も津波と同じ扱いにするよう共産党国会議員高橋千鶴子さんを通して要望しています。
さらに、地震で交通が遮断された田人石住地区でNTTドコモが通じないという要望をもらって県の対策本部を通して交渉してもらっています。
避難者住宅早期入居要望など切実な声も出されています。要望は毎日たくさん出されます。


写真は、打撃を受けた植田商店街


写真は、付近の堤防


写真は、近所の結婚式場


写真は、近所の八幡様の壊れた鳥居

原発・「隠すな・うそつくな・過小評価するな・最善を尽くせ」と、安斉育郎さんの講演

17日、元立命館大学教授の安斉育郎さんの原発問題・放射能問題の講演会がありました。現状の問題とやるべきことを話しながら「隠すな・うそつくな・過小評価するな・最善を尽くせ」の観点が重要と話しました。たくさんの質問もあり、200人の参加で熱気あふれていて関心の高さが示されました。
写真は、安斉育郎さんの講演


写真は、江川しょう子さんも参加して感想を述べました、このことを現地の調査も含めて書くといいました

青年後援会が水を持って応援に、震災お見舞いをしながら配りました

17日、日本共産党青年後援会の皆さんが水を持って応援に来てくれました。街頭から震災お見舞いをして、水を配りました。介護施設をしている方はとても助かったと言い、一人暮らしのお年よりは水汲みで腰を痛めた本当にありがとうとおっしゃってくれました。傾いた建物対策と廃棄ごみ対策の相談もいただきました。青年後援会の皆さんは、走って水を配ってくれてみんなにとても喜んでいただきました。


写真は、街宣でお見舞い。水を配布しました。

被害広がる誘発地震

4月11日・12日の余震というべきか誘発地震というべきか、私の住んでいるいわき市南部を中心に被害が広がっています。一人暮らしの高齢者は壊れた家で途方にくれています。かたずけボランテアの方ががんばってくれています。


写真は、倒れた碑


写真は、さらに崩れた仁井田歩道脇の崖・通学路なのです


写真は、全壊した家

SOS・危険なブロックが取り除けない。避難先でがんばっている共産党議員

16日、今日も余震で被害が大きくなっている勿来地域を中心に調査しました。倒れそうなブロック塀の撤去を相談されましたが、市も県も対応できない、業者は依頼が殺到していて対応できないといいます。他県などの応援が必要ですが昨日県の災害対策本部に要請しました。


写真は、倒れそうなブロック塀

地域の余震の被害が多く、今日もがけ崩れで川がせき止められている状況の緊急対応を求めました。
写真は、がけ崩れの現場

大熊町の石田・広野町の畑中・浪江町の馬場町の各日本共産党の各町議が避難の状況や原発問題などについて挨拶をしました。写真は、長谷部あつしさんと私と3人の日本共産党町会議員

広がる強烈な余震被害・増大する避難者・多くの方々が不安と体調不調を

4月11日・12日に大きな余震があり、被害が増大しています。避難者も増え続けています。再び323人になった南の森(勿来スポーツ施設)を訪問しました。多くの方々が不安を募らせており体調の不調も訴えていました。お一人お一人のお話や要望を聞きました。強烈な余震で家が半壊全壊した人も多く、気持ちの落ち込んでいる方や、ひどい恐怖を感じている方も見えました。自分の無力も感じながら、しかし、自分を奮い立たせながらの日々です。

写真は、避難されている方々から要望をお聞きしました

写真は、立派な家でも壊れています

写真は、崩れた川部の県道


写真は、ヒビの入った鮫川の堤防

「東日本震災・原発事故に関する知事に申し入れ・いわき市南部の強烈な余震対策も」・議長には「全員協議会等の開催申し入れ」

15日、県庁で、原発を含む災害関連の知事申し入れを行いました。内容は①原子力事故による農林水産漁業等の損害保障生活支援②モニタリング調査の強化③トマトメーカーの契約休止問題・葉タバコ損害、④ダム対策⑤融資対策支援⑥教育⑦4月11日・12日のいわき市南部中通りの余震被害対策などです。
また、佐藤憲保議長には、全員協議会開催等の申し入れです。

写真は、災害対策本部に申し入れ

写真は、災害対策本部の状況

写真は、佐藤憲保議長に申し入れ

写真は、県庁裏の桜、桜の前で、咲き誇る桜と雪柳