15日、 豊間・薄磯地区震災土地区画・災害住宅工事、安全祈願祭・起工式がありました。これら地域は、大震災の時は8メートルを超える津波に襲われ、地区住民の1割以上も亡くなった地区です。冥福を祈り新しい出発が進むように祈願しました。
写真は、起工式会場
写真は、災害住宅建設場所
13日、農林水産常任委員会で須賀川市長沼にある藤沼湖ダム復旧工事と伊達市梁川町にあるあんぽ柿(干し柿)放射能全量検査体制を視察しました。
藤沼湖は農業用ダムで、2013年3月11日の大震災の地震で決壊し8名の方が濁流にのまれるなどなくなりました。全壊床上床下など101棟が被害にあいました。このダムは戦前から戦後にかけて作られていて工事用土砂等問題もあったようです。貯水量150万トンです。様々な検討や説明会などを行い工事が進められているとの説明ですが、3年後の2016年(H28)中の完成を目指して工事が行われています。
写真は、工事が進む藤沼湖ダム
あんぽ柿の放射能全量検査機器はJA伊達みらいの梁川選果場で行われておりました。非破壊型の検査機器として大変苦労して開発されたとのことです(1台は約6千万円×6台)。今年は原発事故後モデル事業として初めて出荷することになったなど、大変な苦労をしてきたことを話されました。
原発事故から出荷までは、(2011年)は樹体を洗浄─⇒樹高切り下げ─⇒(2012年)は全戸原料柿の検査─⇒樹体内の移行確認─⇒樹高切り下げの効果確認─⇒干場の除染方法の検討─⇒非破壊検査機器の開発・検討─⇒(2013年)は安全なモデル地区を決定─⇒非破壊検査機器での全量検査─⇒工程管理導入─⇒販売再開PR取引先への周知─⇒です。
写真は、あんぽ柿(干し柿)放射能全量検査の機器を前に
写真は、出荷されたあんぽ柿
3日、「ゆきとどいた教育を求める全国署名」運動実行委員会(委員長・近藤芳文氏)は、県議会議長に20226人の署名を提出しました。教育予算の増額・30人学級のさらなる充実・正規職員を増やす・学校の耐震化促進・放射線から子どもを守る施策促進・福島県復興計画促進・各種私学支援・「義務教育費国庫負担金」の給与費国庫負担の復元・公的保育制度の堅持です。
「あの時の子どもも高校生で高校授業料無償化で災害にあっても学校に行けた」「家庭の荒れで子どもも荒れている、特別な状況である福島県にゆきとどいた教育を」「市町村負担の支援員を県費で」などの実態を直接聞かせていただきました。
職場の先生と対話をする中で・街頭で・他の労働組合に・床屋さんやガソリンスタンドや学童など、バーのママは100筆も集めてくれたなどリアルな話もありました。
写真は、実行委員会の方々の要望を受けて懇談
写真は、署名を議長に提出し懇談