要求金額500億円超える補正・9月議会向け政調会

DSC_1033
19日、9月定例県議会に向けて、日本共産党県議団が執行部の考えを聞く政調会が行われました。補正予算の概算要求額が500億円半ばを超えると総務部長から説明がありました。避難区域等の地下水資源調査・復興公営住宅対応・多方面にわたる原発関連問題・県営住宅に自主避難者が優先入居可能になど盛りだくさんの説明がありまる一日かかりました。
DSC_1051
これを受けて25日に知事申し入れを行います。さらにこれをベースに9月県議会の質問もまとめます。9月県議会は9月12日~の予定で知事選が入るので早まっています。
DSC_1030
写真は、執行部に説明を求める共産党県議団

「暮らせる賠償を」原子力賠償問題など・全員協議会で質問

IMG_7664

18日、国を呼んで原発問題に関する全員協議会が開かれました。私は「帰る帰らないにかかわらず暮らせる支援を」と、原子力損害賠償問題など日本共産党県議団を代表して質問しました。原子力損害賠償では①長期間帰還できない避難者に対する故郷喪失慰謝料を放射線量で線引きせず(浪江町や富岡町も)町ごとに統一すべき②避難指示解除後一年での精神的賠償打ち切りで生活が困窮している何らかの支援策を③避難地域以外の県民への実態に見合った一律賠償を(いわき市など)を取り上げました。また、いわき市など津波地震被害者など物価や人件費の値上がりで厳しい住宅再建に「被災者生活支援法での増額」を求めました。

IMG_7665

長谷部県議は、汚染水対策の現状と課題・県内原発の全基廃炉とその作業及び再稼働中止・除染・中間貯蔵施設について質問しました。国への要求は全会派一致の質問の内容でしたが、第二原発を含めた全10基廃炉をはっきり求めたのは共産党だけでした。20日は宮本しづえ県議が東京電力に質問します。

写真は、全員協議会での質問