20日、東京電力を呼んでの全員協議会が開かれ、日本共産党県議団からは宮本しづえ議員が質問しました。宮本議員の福島第二原発廃炉要求に対し、東電の広瀬社長は「福島第二原発廃炉は当社が判断するがまだその時期でない」と拒否しました。宮本議員はこのほか①津波の被害対策をしなかった東電の責任②柏崎刈羽原発の再稼働を止めること③事故収束作業④原子力損害賠償問題を質問しました。他党の議員も東電・特にADRはお互いの和解案なのだから100%飲むべきなど東電の不誠実なことへの問題や事故収束に全力を挙げていないなど厳しい質問も目立ちました。
平出議長(自民)は最後に、原発の安全確保が重要、あらゆる経営資源を集中すべき、賠償は被害者に寄り添い十分迅速確実に最後まで行うようにと締めくくりました。
写真は、質問する宮本議員
写真は、答弁する東電の広瀬社長