第二原発廃炉を厳しく求める・日本共産党吉田議員代表質問

9日、日本共産党・吉田英策議員の代表質問でした。11月22日の福島県沖地震を受けて、福島第一原発の津波対策のための防潮堤の本格的建設と第二原発の廃炉を改めて求めました。知事は第二原発の廃炉は引き続き国に求めていくと言いますが、特別な事は言いません。しかし珍しく再々質問に対し、地震とトラブルで県民は大きな不安を持ったと応えました。

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貧困が進む中、経済的理由で自衛隊への入隊を選択せざるを得ない、いわゆる「経済的徴兵制」が取りざたされていると言い、(奨学金制度創設を求めたところ)自民党席からそんなことねえ!と野次が。すかさず実際にある事!と私が。自主避難者の問題・市町村へ支援をして学校の耐震化を進める問題は傍聴に来た人などから良かったと言う意見が。

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共産党の代表質問は問題提起になって行くと思います。

「国に向かって言うべきだ!」の声・子どもの貧困拡大など矛盾に満ちた自民代表質問。

今議会は11月22日の福島県沖の大き余震をうけた中、また、相次ぐ東電のトラブルが続く中での県議会です。8日、自民党、民進党県民連合2会派の代表質問でした。

自民党の質問では、子どもの貧困の拡大を問題にしていましたが、国の政治の本質には当然迫られませんね。「国に向かって言うべきだ!」の声も。さすがに11月22日の地震での原発津波対策を問題にしていましたが、第二原発の廃炉は言いませんでした。

民進党県民連合の質問では、直接11月22日の地震についての原発関連の質問はありませんでした。全会派一致して、11月22日の地震を受けて、改めて福島第二原発の廃炉を求める意見書がまとまる方向なのに、です。