青年被災地ツアー・仕切られた満開の夜の森の桜

15日、2011年3月11日の大震災原発事故から7年目の避難解除になった福島県広野町・楢葉町・富岡町を青年被災地ツアーで、夜の森の桜(富岡町)・天神岬・宝鏡寺(楢葉町)などを見てきました。(富岡町は一部解除)

きれいに咲いても主のいない庭(富岡町)。

解除されたところと帰還困難地域と仕切られた夜の森の桜(富岡町)、道路の向こうは帰還困難区域で帰れません。

6年たっても卒業式会場のままの、富岡二中の体育館、午前中が卒業式で午後に大震災が。

むなしい看板(上は楢葉町役場)。フレコンバックの眺め(下は楢葉町天神岬より)。

希望者で満杯だった、ツアーの皆さん。

富岡駅まで電車が開通しましたが、通う高校生は4人との事。電車は5両編成。乗車は一両に1人以下です。

感想より。○原発事故の時は小さくてわからなかった、何があったか何をすればいいのかしっかり勉強したい○今大学院生、原発事故がきっかけで自然エネルギーを学ぶことにした○フェンスの中と外きれいな桜を見てこんなことがあるんだと○原発事故で救援に入れなく下敷きになったまま亡くなった人がいたなんてショックだ○(中高年の方も4人参加)若い人がこんなに原発の事を考えてくれて心強い胸がいっぱいだ。総勢27人?でした。