漁民はみんな海洋放出反対だ!中止は可能。でも美味しい常磐物食べて行ってね。兵庫県保険医協会のみなさんと懇談。

4日、勿来漁協の事務所で、勿来漁協の芳賀支所長(組合長)と兵庫県保険医協会のみなさんと懇談があり同席させてただ来ました。森岡福理事長・藤田事務局長・楠事務局次長・元京都大学の助教授小出裕章さんです。

汚染水の発生が少なくなっている(五分の一程度)のであれば今後そんなにタンクは増えない(200基も作ればいい)、だからタンクを作って貯蔵してればいい、青森の再処理工場稼働で(まだ行っていない)処理水を放出をしなければならないので実績作が必要としている、などの話がありました。

組合長さんからは、漁業者はみんな反対している、わけのわからないことを言われて流されたが、可能であれば流さないのが一番いい。自分たちも仕事をしていかなければならない、風評が心配、美味しい常磐物をみんなに食べてもらいたいなどの話に。

みなさんは、今日はいわきにお泊りで美味しい常磐物を食べるとの事でした。

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(お礼のメールが事務局様から)生業や暮らしの現場の声を直接伺うことができ、当会の震災・原発の取り組みにおい大変貴重な機会となりました。
兵庫協会で懇談の内容を報告させていただきます。

(お礼のメールが小出様から概略) 京都大学を定年退職しすでに9年以上、経ちました。福島原発の事故収束は容易ではありませんし、フクシマ事故被害者の方々の苦難がますます深まってきました。福島の漁民の皆さんの苦難は大きいと思います。
それでも、人は生きるためには仕事をせざるを得ません。漁師は海で魚を捕るでしょう。でも、宮川さんがおっしゃていた様に「おいしく食べる、でも原発はもうだめ」という立場に賛同します。今後もご活躍ください。2024/5/6  小出 裕章