共産党いわき双葉地区委員会・県議・市議、漁協・漁連・森林組合と懇談

11日、日本共産党いわき双葉地区委員会の熊谷委員長、吉田副委員長、私・宮川(県議)、菅野、塩、四家各市議で、いわき漁協・県漁連・森林組合などを訪問、要望をお聞きしながら、懇談をしました。
漁協・漁連では、海水温の変化が進行していると言い、大震災原発事故での問題も回復しない問題もあったり、新たな問題もありました。
森林組合では、CO2削減に貢献しながら、森林の再生・山林主の収入確保対策などが課題と言い、また、若い山林就労者を育てることでは、具体的には猛暑のなか山の下刈対策などがだされました。基本的な事もふくめ、大変勉強になりました。

いわき市漁協は新谷渡専務理事と懇談 県漁連は、渡邊浩明常務理事と懇談。 森林組合では、田子組合長と懇談。

 

かけはし9月号

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共産党県議団・9月議会に向け知事申し入れ

8月28日、9月定例県議会に向け知事申し入れを行いました。参院選の結果を踏まえ、国に、国民の7割が求める消費税減税、医療・介護の危機打開のため報酬改定、コメ農家への所得・価格補償で増産体制を、県も含め中小企業の賃上げ支援、猛暑から県民の命と健康を守るためエアコン設置など避難所環境の改善を求めました。

さらに、トランプ関税対応での国際社会の連帯、平和憲法が生き、軍事費を削りくらし、医療、介護の拡充、教育予算の拡充をと求めました。知事会も求めた、排外主義ではなく共生社会をめざし人権侵害は許さないことも求めました。

知事は、猛暑、国際情勢の激変などから県民を守るため、課題解決に取り組みたい、知事会の社会保障常任委員長は継続することになる、引き続き頑張りますと述べました。

ベット削減で410万円支給?!県内は380床削減!

物価高騰に見合う診療報酬の大幅引き上げこそ

国は、今年の「骨太の方針」で、来年度から医療費を4兆円削減し、全国で11万床の病床削減やOTC類似薬の保険給付の在り方見直しを実行するとしています。現在、県内の7割以上の医療機関が赤字であり、また全国の自治体病院も86%が経常赤字であることから、減らせば1床当たり約410万円の補助が出ることで、県内では2,300病床削減の申請希望があり、そのうち今年度分381病床を削減するとしています。これでは、感染症などの有事に余力を持って対応できません。処遇改善や物価高騰に見合う診療報酬の基本部分の大幅引き上げを国に求め、県も独自に補助を行い、医師のみならず看護師等を含む医療人材不足を支援すること、医師不足が深刻な本県独自の補助を行うことを求めました。