総務常任委員会・二日目

27日の総務常任委員会は、人事委員会事務局、出納局、監査委員会事務局、議会事務局でした。一般的事項で監査委員会での令和7年度のテーマが、「ソーシャルメデアの活用状況等について」について実施するとの説明がありました。ソーシャルメデアが有効、適切に活用されているかなどということでした。

(2)核兵器核兵器廃絶を目指す平和行進Inいわき市・小名浜勿来地域

26日、核兵器核兵器廃絶を目指す平和行進Inいわき市・小名浜勿来地。核兵器廃絶を願い、北海道から広島を目指してリレーデモ行進する「平和行進」が勿来を通って北茨城に引き継ぐ日でした。勿来地区で唯一見られる、参加できるデモ行進です。一人の人は北海道を5月に出発して町々を歩きとおします(宮川正レポート・えみ子は議会中で参加できず) 北海道からの通し行進者

植田駅前

勿来市民会館でお隣の茨城県・北茨城市に引き継ぎ。暑い中ご苦労様でした。

総務常任委員会・一日目

26日、総務常任委員会は総務と危機管理でした。補正予算や県税条例の改正等の審査でした。高校授業料の無料化に伴う私立高校支援費用は、2億9千万、約2500人で軽減額は一人年間11万8800円。

税条例では、議案2号関連で、19歳以上~23歳未満の要件を満たす親族扶養等減税(例の103万の壁)で、県民で減税になる方は、100人中1人くらいかとの説明。また、自衛隊が他国の軍隊と共同行動した場合軽油税免除する内容も条例で改正しなくても済むようにすることなど。

県職員の育児や介護関連で部分休業等が可能になる条例や南会津の医師に手当の増額が可能になる条例、などでした。

 

福島県難病・疾病団体連絡協議会の皆さんが要望に

26日、福島県難病・疾病団体連絡協議会の皆さんが要望に見えました。「福島県議会難病対策推進議員連盟」結成のお願いでした。各会派をお願いに回っているとのこと。山形県や佐賀県では同趣旨の議連が10年も前から作られているとのこと。長谷川秀雄会長、今井伸枝事務局長でした。

(1)核兵器核兵器廃絶を目指す平和行進Inいわき市・24日~26日まで、いわき市役所にご挨拶して、北海道から通しで行進されている方も

核兵器廃絶を目指す平和行進Iがいわき市を通過、24日~26日まで、いわき市役所にご挨拶して。北海道から通しで行進されている方も(宮川は県議会で出席できず・写真を送っていただきました)

熊谷智
平和行進としていわき市要請に来ています。あいさつしているのは高橋明子前いわき市議。❶今年も市役所や公民館のロビーなど市内7施設で『原爆パネル』を展示する、❷8月30日に市として被ばく80年の記念事業を行う、❸中学生だけでなく今年に限り高校生も広島に派遣する、など良い回答がありました

沖縄終戦の記念の日、【平和の詩「おばあちゃんの歌」全文】

【平和の詩「おばあちゃんの歌」全文】

毎年、ぼくと弟は慰霊の日に
おばあちゃんの家に行って
仏壇に手を合わせウートートーをする

一年に一度だけ
おばあちゃんが歌う
「空しゅう警報聞こえてきたら
今はぼくたち小さいから
大人の言うことよく聞いて
あわてないで さわがないで 落ち着いて
入って いましょう防空壕」
五歳の時に習ったのに
八十年後の今でも覚えている
笑顔で歌っているから
楽しい歌だと思っていた
ぼくは五歳の時に習った歌なんて覚えていない
ビデオの中のぼくはあんなに楽しそうに踊りながら歌っているのに

一年に一度だけ
おばあちゃんが歌う
「うんじゅん わんにん 艦砲ぬ くぇーぬくさー」
泣きながら歌っているから悲しい歌だと分かっていた
歌った後に
「あの戦の時に死んでおけば良かった」
と言うからぼくも泣きたくなった
沖縄戦の激しい艦砲射撃でケガをして生き残った人のことを
「艦砲射撃の食べ残し」
と言うことを知って悲しくなった
おばあちゃんの家族は
戦争が終わっていることも知らず
防空壕に隠れていた
戦車に乗ったアメリカ兵に「デテコイ」と言われたが
戦車でひき殺されると思い出て行かなかった
手榴弾を壕の中に投げられ
おばあちゃんは左の太ももに大けがをした
うじがわいて何度も皮がはがれるから
アメリカ軍の病院で
けがをしていない右の太ももの皮をはいで
皮ふ移植をして何とか助かった
でも、大きな傷あとが残った
傷のことを誰にも言えず
先生に叱られても
傷が見える体育着に着替えることが出来ず
学生時代は苦しんでいた

五歳のおばあちゃんが防空壕での歌を歌い
「艦砲射撃の食べ残し」と言われても
生きてくれて本当に良かったと思った
おばあちゃんに
生きていてくれて本当にありがとうと伝えると
両手でぼくのほっぺをさわって
「生き延びたくとぅ ぬちぬ ちるがたん」
生き延びたから 命がつながったんだね
とおばあちゃんが言った

八十年前の戦争で
おばあちゃんは心と体に大きな傷を負った
その傷は何十年経っても消えない
人の命を奪い苦しめる戦争を二度と起こさないように
おばあちゃんから聞いた戦争の話を伝え続けていく
おばあちゃんが繋いでくれた命を大切にして
一生懸命に生きていく