家の全半壊の中 「 震災記念植樹・独り身三昧」 と。

地震による被害が大きく、築いてきた財産がだめになるなど、大変な事態が起きています。その中で、家と工場が大きな被害にあった方から堤防の改修要望があり行ってきました。
 いろいろあっても、前向きにがんばっていました。まず「りんごの木の災害記念植樹をして、奥さんと子どもが避難してからは自分 一人でレコードを楽しんでいるとのことでした。

写真は、堤防の脇に立っている家が全半壊

写真は、記念植樹


写真は、レコード三昧のステレオを見せてもらいました。古いレコードの音はすばらしかったです

「原発を早く何とかしてほしい、それだけが願いです」と田人の避難所で。「『申し訳ありません』とここに来て東電と国は誤るべき」 と浪江の遺体捜索の方が。

8日、田人の避難所を訪問しました。地元からの避難者が被災者住宅や家に戻った中、原発からの避難者が取り残されていました。要望などを聞かせていただきましたが、願いは「早く原発を何とかしてほしい」ということでした。ふるさとを追われた方の切なる願いが身にしみました。


写真は、田人の避難所で


 この日は、NHKで原発20キロ圏内の浪江に、遺体捜査に入ったことが放映されていましたが、「いっしょに入った浪江の町役場の担当者が、遺体発見現場で線香を上げながら、東電と国はここに来て謝るべきだ」と言っていたことが心に響きました。
写真は、浪江に遺体捜査に入る報道