雨の中津波の被災地で復興際・街宣も

10日、いわき市岩間町の津波の被災地で復興際が行われました。10日・11日と2日間です。この地域はコンクリートの堤防が張子のように砕かれ流され、多くの犠牲者がでました。堤防のかさ上げ工事を早くという要望はもちろんですが、この地域に土地をかさ上げして住む人・高台移転をする人・復興住宅に住みたいという人など希望はいろいろで、それぞれの願い実現のためにがんばりたいと思いました。
写真は、津波の犠牲でなくなられた方々の慰霊碑

写真は、寒かったので火にあたり要望を聞く


写真は、写真展の前で


写真は、雨の中街宣

「復興というのは皆ががんばれることではないか」いわき市小名浜イオン主導の街づくりに疑問

 福島県いわき市小名浜地区でイオンモール主導の待つくりが行われようとしています。小名浜港背後地の事業計画は前からあったのですが、昨年暮れに急にイオン主導の街づくり計画が決まりました。いわき市によればコンペで決まったと言いますが急に決まった感は否めません。どのようになっているのかという問い合わせも多かったので、3月9日、いわき商工会議所の皆さんに懇談をお願いして意見を聞いてみました。
 会議所では、計画では、年間入りこみが800万人(ハワイアンズは140万人・アクアマリンは70万人)というのは、いわき市の商業キャパからいってどうなのか、いわき市の売り場面積は今でも供給過剰、商圏の平・小名浜の二極化・勿来・湯本の商圏問題、高齢者が多くなる中での街づくり、いわき市主導で行ってまだ4年の平駅前開発との関係はどうなのか(駅前ビルのラトブも大きな影響がある)、復興のシンボルというのはわかるが、「復興と言うのは皆ががんばれるということではないか」など、いわき市主導とあればこの辺の説明を十分行う必要があるなどの声が寄せられました。
皆さんの声をお聞かせください。
写真は、イオンモール(株)の事業計画


写真は、商工会議所の入り口で
 開催中の福島県議会土木常任委員会でもこのことが論議になりました。イオンがいわき市に提出した計画では、売り場面積が3.5万平方キロメートルの巨大施設であることがわかりました。