沖縄米軍が出したPCBの処理をなぜ福島県で?疑問の声!

沖縄米軍が出したPCBの処理をなぜ福島県でしなければならないのかなど、沖縄からの心配の手紙、いわき市民からの心配の声が届いています。いわき市の話では(いわき市は中核市なので産廃関連の権限はいわき市に)ルールにのっとっているので問題なしとしています。

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23日付の赤旗新聞では、沖縄の米軍基地から出た大量の有害廃棄物のPCBを沖縄防衛局と航空自衛隊が発注し、いわき市のクレハ環境が処理をすることになったことが分かったと報道しています。処分されるのは、沖縄恩納通信所の汚水処理槽から出たPCB汚泥104tドラム缶694本と、米軍から引き継いだ航空自衛隊恩納分屯基地の汚水処理施設の汚泥から出た218t同1100本で、合わせて322tドラム缶1794本です。7月22日、一般入札を行いましたが、いずれもクレハ環境が落札し、金額は3億9500万円とのことです。

環境省は実証実験で基準値より低いことを確認したと言いますがどのような内容か、原発事故を受けているのになぜ福島県か、米軍が出したものをなぜ日本がやるのかなど疑問の声が上がっています。

写真は、米軍PCB処分を福島県いわき市のクレハ環境で行うと報道する赤旗新聞(9月23日付け)