元の生活を返せ・原発事故被害いわき訴訟の第一回裁判がありました。私は議会対策と要望聴取会があったので、夜の報告集会に出ました。弁護士や陳述者や傍聴者の報告がありました。
この裁判は、強制避難の地域でない、そこに隣接しているいわき市民の訴訟です。
①陳述者の一人は大震災の余震が続く中で出産し、原発事故で物資が入らず生まれた次の日退院せざるを得ず生まれたばかりの子どもを抱いて放射能の心配をしながら逃げ惑ったことなど、ミルクもなく母乳も出ず命懸けで避難したこと②もうひとりは小名浜育ちで自然と海が好きで新鮮な多くの魚と山菜、同僚とのしし鍋・鶏鍋の楽しみを奪われた悔しさ、子どもの健康のこと③アレルギーをもつ子どものために自然豊かないわき市に移り住むことになって一生ここで過ごしたいと決めていたのに、毎日心配をしながら暮らしているなどで、とても言い切れない思いを話していました。
写真は、夜の報告会
第一次訴訟原告団は、822人(私も入ってます)で、いま準備中の第二次訴訟団は260人で増えているとのことです。賠償の会の会員と原告団になる方を募集中とのこと。
会の連絡先は、電話 0246-27-3322、fax0246-68-6771です