「津波被害データーの開示を東電に求めて」と・国と東電の責任で福島県民の生業と地域の再生を・福島原発訴訟団の皆さんが県に要請

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写真は、議長に要望
30日、「生業を返せ、地域を返せ」福島原発訴訟原告団が、議会の各会派と議長、執行部に現状報告と懇談・要請を行いました。共産党県議団は、執行部との懇談に参加し、訴訟団のみなさんを励ましながら、全県民の願いである、生業の再建・地域の再生を求めることが前面になる裁判を支援していくことを確認しました。訴訟団は、東電が事故前に試算した津波被害のデータの開示を県として東電に求めることなどの4項目を要請しました。。
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写真は、県執行部と懇談、要請も
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写真は、各会派訪問。

どこでも集団的自衛権反対の声・生協総代会・勿来9条の会

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29日、午前中は小名浜・浜通り医療生協総代会で日本共産党を代表してご挨拶。午後は、勿来9条の会の署名(憲法9条にノーベル平和賞を)です。署名活動に妨害が入りました。推進側も相当世論を気にしているようです。まあとにかくどこに行っても集団的自衛権反対です。夜は地域要望で懇談と対策会議。赤旗のお勧めと・・。政治が悪いと忙しいです。

写真は、勿来9条の会署名

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写真は、浜通り医療生協総代会でご挨拶

「海外で戦争する国にさせない」「ストップ増税」のポスター貼り・各地で議会報告と政治の問題懇談会

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28日、県議会中ですが、今日は休会日なので事務所で新しいポスターの準備、各地区で議会報告と懇談会です。最近は意見がいろいろ出ます。集団的自衛権問題では、1歳で戦争で父を亡くしたという人が切々とお話を。また、原発事故問題では、若い人がまだ避難して帰っていない、米とジャガイモを作っても食べてくれないという人が。

写真は、ポスターを張る準備

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写真は、懇談会で報告

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写真は、懇談会では質問いろいろ

三ツ森ため池災害復旧現地・豚流行性下痢(PED)の対応状況・農林水産常任委員会視察

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27日、農林水産常任委員会は、3月11日の大震災で大きな被害をうけた「三ツ森ため池」災害復旧現地調査と豚流行性下痢(PED)の対応状況に大玉村の(有)本宮ポークにを視察しました。三ツ森ため池は天端の中央部に幅60㎝・長さ130m・深さ6m位の亀裂が生じ大変な工事になっています。基礎部分からの抜本的対策が講じられていて、工事金額は8億5千8百万で今年度末までかかります。受益面積は750戸・750haです。溜池といっても高さ28メートルなので実際はダムと同じです(ダムは高さ15m以上)。

写真は、ダム全景

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写真は、ダムの天端の上で説明を受ける

 

本宮ポークは、豚流行性下痢(PED)対策の防疫状況を調査しました。防護服を着て敷地内に入りましたが、豚舎には近づきませんでした。PEDは非常に感染力が強く感染経路も不明で消毒強化が重要なこと、県が消毒剤の補助を予算措置をしてくれることを継続してほしいと要望されました。小規模養豚農家が減っていること原発の避難区域には9戸あったこと、円安で飼料が高騰していることなど厳しい状況の中の経営と説明がありましたが、今は減少状況も止まってきていると話がありました。ちなみにPEDは、人には感染しない・子豚以外はほとんど発症しないなど、口蹄疫や鳥インフルとは違い法定伝染病とは違うという事です。

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写真は、本宮ポークにて。ここの肉は、取引は生協が中心でネット販売も可能で、大変評判がいい肉になっているとのこと。

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写真は、現地事務所で説明を受ける。

 

農業用汚染物対策・避難地域の農業再開支援・あんぽ柿拡大支援・等、放射能対策が農林水産常任委員会の最大問題

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26日、今日から常任委員会審査で、私は農林水産常任員会で審議をしました。補正予算の審議の多くは土壌が放射能汚染されているので、その対策が主流です。今度の補正予算も、稲わらや堆肥牧草など農業用汚染物処理対策・避難地域の水田など再開するための対策・あんぽ柿を昨年度の2倍に拡大するための支援等、放射能対策が福島県の農林水産常任委員会の最大問題課題です。
また、国がTPPをにらんで農地の大企業売渡し・JA解体などを進めようとしていますが、このことに対して「強行するのをやめよ」という国への意見書もまとまりそうです。それにしても同じような内容なのに他党が出したものには反対というのはおかしいですね。最大会派の見識が問われます。
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写真は、常任委員会で鮫川村の森林整備状況を視察(6月3日)

高齢者に寄り添ってない知事答弁・宮本議員の質問

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24日、今日は一般質問でした。日本共産党は宮本しずえ議員が賠償・除染・避難者支援・医療介護総合確保法・高齢者対策・がん対策・国民健康保険税などについて質問しました。
高齢者が元気に生活できる福島県の実現に向けてどう取り組むかとの質問に対し、佐藤雄平知事は、生きがいつくりに取り組むなどと答え、国の介護や病院締め出しが大問題になっていることについての回答はなく、高齢者に寄り添ってないと思いました。
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今議会これまでの代表・一般質問を通じて思うことは、総じて知事自身の言葉による答弁がなく、リーダーシップがないという指摘がうなずける感じでした。
写真は、宮本議員の一般質問

「戦争というものはこれほど残忍でこれほど恥辱にまみれたものはない・・このなまなましい体験の前ではいかなる人でも戦争を肯定美化することはできないはず」と、沖縄戦終結慰霊の日。県議会に自民党から「集団的自衛権行使容認…」の意見書(案)が出る!

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写真は、沖縄県平和資料記念館にある「言葉」(赤旗報道)
69年前、太平洋戦争の末期、沖縄戦が組織的戦争が終わったとされる6月23日の「慰霊の日」に、平和を誓う戦没者追悼式が糸満市摩文仁の平和記念公園で行われました。沖縄県平和資料記念館にある「言葉」、は次のように書かれています。沖縄戦の実相にふれるたびに・戦争というものはこれほど残忍で・これほど恥辱にまみれたものはないと思うのです・このなまなましい体験の前ではいかなる人でも・戦争を肯定し美化することはできないはずです・戦争をおこすのはたしかに人間です・しかし・それ以上に戦争を許さない努力のできるのも私たち人間ではないでしょうか・戦後このかた・私たちはあらゆる戦争を憎み・平和な島を建設せねばと思い続けてきました・これがあまりにも大きすぎる代償を払って得たゆずることのできない私たちの心情なのです。
この6月福島県定例県議会に、自民党会派から「集団的自衛権の行使について国民への十分な説明と理解が得られることを求める意見書(案)」が提出されました。こんなことを許していいのでしょうか。
014写真は、米軍の呼びかけに応じてとどろき壕から救出される避難住民(同)
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写真は、昨年7月29日、常任委員会で訪れた沖縄・今はしずかな海

「(世界の)どこでも行く」と突然自民党が、いよいよ本性が出ました・集団的自衛権

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21日・22日と連続して、「(自衛隊は世界の)どこでも行く」と突然自民党が言い出しました。いよいよ本性が出ましたと集団的自衛権問題を街頭から訴えました。自民党は公明党をどう抱き込むかと必死です。世論がこの問題を左右すると思います。

写真は、街宣・雨なのに手を振る人が多かったです

 

行使容認の閣議決定を許さないたたかいに力を尽くすが、仮にそれが強行されたとしても、「閣議決定」だけで自衛隊を動かせるわけではない、具体的法案とのたたかいになる、長期にわたるたたかいになるという展望を持ってと、志位委員長が20日の国会議員団総会で話しました。やっぱりこれからの運動ですね。

 

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写真は、我が家の庭にいるタヌキ

 

 

青年ボランテアに福島県の原発災害の話を。猟友会総会。

015写真は、ボランテアの皆さんに説明

埼玉県からの青年ボランテアの方に、今日の地方新聞を見せながら、大震災を同じように受けた宮城県・岩手県は、自殺者がぐんと減っているのに、福島県は毎年増え続け昨年度の自殺者は23人(宮城県は10人・岩手県は4人・内閣府20日発表)にも上った事など、福島原発災害状況の話をしました。

第94回・いわき南地区銃火薬類保安協会、県猟友会勿来支部でご挨拶しました。関根会長が、原発事故で狩猟しても食べられなくなった、何のための狩猟か、一方、一夜にしてイノシシの被害が広がりっている、少なくなってる会員であるが社会貢献をしていきたいと挨拶されました。私は、今議会でイノシシの被害対策を取り上げた、腕を磨いてボランテアの立場で貢献してほしいとあいさつしました。

 

福島の未来をどう考えるか?と言いつつ知事の弱腰が復興を遅らせている、と挑戦・自民党代表質問

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19日は、自民党の代表質問もありました。「福島の未来をどう考えるか?」と出だしに質問したと思ったら最後に「知事の立ち位置が不透明・・・、県民は不安を感じている、国・東電・市町村にものが言えない弱腰が復興を遅らせている、決断と実行力ある知事を県民は待ち望んでいる」と批判をしました。まったく逆の質問をしてどうなのでしょうか。石原環境長官の「金目発言」があったので歯切れは良くなかったと思いましたが。

写真は、宮川質問の傍聴に見えた皆さん