19日、福島県議会6月定例会のトップバッターとして、日本共産党県議団を代表して質問をしました。発原事故を受けた福島県の知事として、原発推進の「国のエネルギー基本計画」に反対すべきと質問しました。知事は、今も13万人に近い人が避難を余儀なくされている、原発は現在もトラブルが頻発しており事故収束には程遠い、原発に依存しない社会の実現に向け県内原発の全基廃炉決定を国に求めていく、再生エネルギーの飛躍的推進に向け全力で取り組むと答えました。国の基本計画には直接言及しませんでした。
写真は、日本共産党を代表しての質問
若者を(大学生を)使い捨てにするいわゆる「ブラックバイト」の実態を示しながら、労働環境の実態調査をし公表すべきと質問しました。大学生のバイトは、非正規雇用の拡大・非正規雇用の基幹化の弊害と、親からの仕送りが減って巨額の借金になる奨学金にも頼れない事情が背景にあることを示しました。
写真は、再々質問まで。あるマスコミの方が「よくこれだけ調べましたね」と感心してくれました。すぐには良い答弁がなくても道理がある質問はボディーブローのようにあとで利くと思います。
※他党派の議員に褒められ?ました。以下その方のブログ
共産党議員さん(宮川)の質問で、企画調整部長が「政府に対して、県内原発全機廃炉を求めて参ります」と答弁すべき所を間違えて「政府に対して全ての原発廃炉を求めて参ります」と言ってしまい、訂正しましたがその時、共産党の議員さんが「それは訂正しなくてもいいのに〜」と合いの手をいれたので議場がちょっとホンワカした笑いが起きました。これはともかく、なかなか野次や合いの手はタイミング、パンチライン、インパクトを兼ね備えないといけないので頭の回転が早くないと出来ないでしょうね。