三ツ森ため池災害復旧現地・豚流行性下痢(PED)の対応状況・農林水産常任委員会視察

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27日、農林水産常任委員会は、3月11日の大震災で大きな被害をうけた「三ツ森ため池」災害復旧現地調査と豚流行性下痢(PED)の対応状況に大玉村の(有)本宮ポークにを視察しました。三ツ森ため池は天端の中央部に幅60㎝・長さ130m・深さ6m位の亀裂が生じ大変な工事になっています。基礎部分からの抜本的対策が講じられていて、工事金額は8億5千8百万で今年度末までかかります。受益面積は750戸・750haです。溜池といっても高さ28メートルなので実際はダムと同じです(ダムは高さ15m以上)。

写真は、ダム全景

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写真は、ダムの天端の上で説明を受ける

 

本宮ポークは、豚流行性下痢(PED)対策の防疫状況を調査しました。防護服を着て敷地内に入りましたが、豚舎には近づきませんでした。PEDは非常に感染力が強く感染経路も不明で消毒強化が重要なこと、県が消毒剤の補助を予算措置をしてくれることを継続してほしいと要望されました。小規模養豚農家が減っていること原発の避難区域には9戸あったこと、円安で飼料が高騰していることなど厳しい状況の中の経営と説明がありましたが、今は減少状況も止まってきていると話がありました。ちなみにPEDは、人には感染しない・子豚以外はほとんど発症しないなど、口蹄疫や鳥インフルとは違い法定伝染病とは違うという事です。

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写真は、本宮ポークにて。ここの肉は、取引は生協が中心でネット販売も可能で、大変評判がいい肉になっているとのこと。

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写真は、現地事務所で説明を受ける。