17日、福島県議会6月定例会が開かれました。この日の代表者会議で、石原環境大臣の中間貯蔵施設での「金目」発言に全会派一致で抗議文を採択しました。石原伸晃環境大臣は原発事故で発生した廃棄物を保管する中間貯蔵施設建設予定地に絡んで、「住民は結局『金目(あて)』でしょう」と発言しました。このことは、故郷を追われ今また切ない決断を迫られている住民に思いをはせるどころか、原発事故を引き起こした責任を微塵も感じない国の立場の表れが反映されていると思います。知事も早速抗議しました。石原大臣は、中間貯蔵施設建設の住民説明会が16回開かれましたが一回も出席していませんし、これまでも福島第一原発は「サティアンだ」などと発言したり責任を地元に押し付けたりしてきました。
写真は、全会派一致で決まった抗議文
写真は、陳謝する大臣
写真は、抗議文を決めた代表者会議
写真は、開会された議会本会議