石原環境大臣の中間貯蔵施設での「金目」発言に議会が抗議、知事も抗議。6月定例会開会

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17日、福島県議会6月定例会が開かれました。この日の代表者会議で、石原環境大臣の中間貯蔵施設での「金目」発言に全会派一致で抗議文を採択しました。石原伸晃環境大臣は原発事故で発生した廃棄物を保管する中間貯蔵施設建設予定地に絡んで、「住民は結局『金目(あて)』でしょう」と発言しました。このことは、故郷を追われ今また切ない決断を迫られている住民に思いをはせるどころか、原発事故を引き起こした責任を微塵も感じない国の立場の表れが反映されていると思います。知事も早速抗議しました。石原大臣は、中間貯蔵施設建設の住民説明会が16回開かれましたが一回も出席していませんし、これまでも福島第一原発は「サティアンだ」などと発言したり責任を地元に押し付けたりしてきました。

写真は、全会派一致で決まった抗議文

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写真は、陳謝する大臣

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写真は、抗議文を決めた代表者会議

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写真は、開会された議会本会議

6月19日(木)午後1時・日本共産党を代表して質問します、傍聴にお出かけを・ラジオ&ネットでも中継します(福島県議会)

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6月19日(木)午後1時から日本共産党を代表して宮川が代表質問をします、傍聴にお出かけください。ラジオ&ネットでも中継します(福島県議会)。2月定例会以外は各会派順番持ち回りで、今議会は日本共産党の宮川が一番目になります。内容は①知事に集団的自衛権反対の意見を②原発推進の国のエネルギー政策に反対の意見をなどです。また、原発汚染水問題・原発労働者支援・除染賠償・県市町村の職員確保・福祉型県政・教育政策・雇用・農政・中小企業支援・再生可能エネ・いわき石川線・小名浜港での働く人地元業者支援などです。

写真は、質問作成に早朝からやってます