「モモせん孔細菌病」現地調査・農林水産常任委員会

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26日、農林水産常任委員会で「モモせん孔細菌病」の現地調査に、福島県北・福島市飯坂町のモモ農園調査に行きました。福島県のモモは山梨に続いて全国第二位のシェアを占めています。栽培面積1.770ha、収穫量29.300tです。しかし「モモせん孔細菌病」がはやりそうで大変な状況です。現地調査をし、その後県内生産者組合の代表方々と懇談をし強い要望も受けました。
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生産者の方は、カビは克服したがこの病気はまだ特効薬がない・研究開発を急いでほしいといいます。
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懇談では、風と雨で広がっていくので、ネットなどの補助を有利に・農薬の有効な対策を・土作りなどの支援を・品種改良を・などたくさんの要望がでました。
最後に会長さんが①品種ローテーションを上手に薬剤散布も②病気の部分のカットなど本人も努力を③ネットなどの補助内容支援強化を④抜本的効果が出る研究開発の強化をなど、長期的短期的問題と農家自身の努力や行政の強い支援を要望されました。
福島県の誇るモモ生産を支えていく行政の努力不足を感じました。
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写真は、県北地区・福島市飯坂町東湯野一本木・モモ農園調査

東電がある限り検査は続く・漁業者の実態も・復興フォーラム学習会

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25日、議会終了後福島市で行われた「福島県の漁業復興に向けた取り組み」について、元相馬双葉漁協組合本所部長・遠藤和則さんの講演を聞きました。魚介類の放射能の影響・試験操業の取り組み・今後の取り組みと問題点などです。会場からは多くの意見や質問が出され、福島の漁業を心配する声やおいしい魚を食べたいなどの声が出されました。漁業者の気持や実態などがよくわかりました。(事故原発が)東電がある限り検査は続くので検査体勢への支援は重要と。

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写真は、講演した遠藤さん