「希望を持って生きられるか・家族とともに生きられるか・差別されずに生きられるか」復興はこの権利の回復・勿来9条の会講演会

22日、勿来9条の会4周年記念行事として、昨年福島県チェルノブイリ原発事故調査団団長としてチェルノブイリを視察された、福島大学前副学長・清水修二先生の「チェルノブイリと福島─差異と教訓」と題して講演が行われました。

清水先生は昨年の福島県の大震災原発事故の問題では憲法の観点から、「希望を持って生きられるか・家族とともに生きられるか・差別されずに生きられるか」復興はこの権利の回復が重要といい、原発を無くすことが重要と話されました。

また、福島県も放射能が少ない南会津やこの勿来などに子どもたちの保養所を作ってはどうかなどの話もありました。会場いっぱい集まった人からは、食品の安全の問題で質問がたくさん出ました。

また、近いところでこのような講演会を開いてもらってよかったなどの感想もありました。
写真は、講演する清水修二さん

食べ物の検査に関心・山田で懇談会

21日、山田地区で懇談会を開きました。日本共産党の89周年(今年は日本共産党90周年)のビデオ(大震災のボランテア活動など日本共産党の歩んできた道など)を見たあと、県や市議会報告などを話して意見交換をしました。放射能対策で4月20日から公民館などで自家製野菜の検査ができるようになって、早速測定をしてきた話などで盛り上がりました。
写真は、懇談会・伊藤浩之市議と私

「上からでなく下から、集中でなく分権で、外からでなく内から」・おきてしまった原発震災、今、福島の復興を考えるシンポ

 21日、浜通り医療生協主催のシンポジュウム「起きてしまった原発震災!今、福島の復興を考える」に行って来ました。佐藤栄左久・元福島県知事、いわき市出進の大学院生・開沼博氏、日本共産党元参議院議員・政策委員長・医師の小池晃氏、日野秀逸・日本医療生協連合会副会長 の4人のシンポジウムでは、歩んできた道はかなり違いますが、原発問題の現状認識や復興対策では、100 %一致したものであり大変よかったでした。最後に「上からでなく下から、集中でなく分権で、外からでなく内から」と、日野秀逸さんのまとめでは皆さんも大きな拍手を送りました。

写真は、シンポジュウム会場


写真は、佐藤栄左久・元福島県知事


写真は、開沼博氏

写真は、小池晃元参議院議員・政策委員長・医師


写真は、日野秀逸・日本医療生協連合会副会長

悔しさ怒り・「こんなに大きくなったのに食べるなと・・・」

 田人に赤旗新聞の配達に行きました。桜・水仙・山吹と花盛り、本当に美しい山里です。赤旗読者の方が声をかけてきました。「宮川さんこんなに立派に大きくなったしいたけ食べるな出荷するなというんだよ・・、悔しいよ!」と言います。また、山仕事に行く方は「山を手入れすれば栄養分が川から海に流れ、魚も豊漁になるんだったんだ、ところが今は反対だ、みんな放射能のせいだ」と。一年たって拡大していく重大な影響に皆で怒りを共有し、再稼動に躍起になっている政府に一撃を食らわせようといいました。


写真は、立派に育ったしいたけ


写真は、水仙

「除染の道筋と基準を示してほしい」といわき市森林組合長

20日、日本共産党いわき地区委員会は、消費税増税をしなくても財政再建も社会保障の充実もできると「共産党の提言集」を持って各団体と懇談をしました。今日は、いわき森林組合・同林業者組合・建設業組合・全建総連・商工会を訪問しました。森林組合では懇談で除染の道筋と基準を早く示してほしいとの話になり、建設業組合ではTPPは農業をダメにする問題だ、などの話になりました。
消費税増税は特に被災県として再建の大きな足かせになると問題点をお話しました。
写真は、森林組合で懇談する、渡辺博之市議・宮川・溝口民子市議・高橋明子市議・根本蔵森林組合長

「 いわき市に双葉郡の皆さんの保健福祉事務所を」「広野町の復興は町の意見を尊重して財政支援を・原発労働者は地元民だ医療費は無料に」と、県内駆け抜けた総務常任委員会

4月17日~19日まで、総務常任委員の県内視察でした。公立大学法人会津大学・会津地方振興局・大熊町会津若松出張所・会津若松喜多方広域消防通信指令センター・南会津地方振興局・県南地方振興局・いわき市等と復興に向けた業務執行体制に係る意見交換会・広野町役場・いわき地方振興局と福島県の半分を駆け抜けた感じでした。


大震災後一年を経てやっと視察に出ることができた委員会でしたが、それでも大震災原発事故で町の存続に係るような事態の中「来るのが遅い!」という言う気持ちもよく分かります。また、現地の声が届いていないという感じも実感しました。


渡辺いわき市長からは、2万人以上の双葉郡の町の方が避難してきているのに、県が責任を持っている保健福祉事務所が無いのは問題と強く求められました。


写真は、各地域での懇談。

また、いわき市には住宅がまったく無い、すぐに災害公営住宅を作るべきとも。広野町では、山田町長が、国に何を言っても返事が返ってこない遅いということや、町自身が知らないうちにさまざまな情報が勝手に流れているなどの話が出ました。町が立てる計画を尊重して財政支援をしてくれるように県としても働きかけてほしい。また、原発労働者は地元民だ医療費を無料にしないと健康管理ができないなどの要望が出ました。


南会津の町おこし農家レストランで


農家レストラン前で

渡辺いわき市長と懇談。

 

「慈悲行を遂行するのみが存在理由」と・いわき市遠野に「金沢翔子美術館」オープン・「平清盛」の書も見てきました

16日、福島県いわき市遠野町に「金沢翔子美術館」がオープンし内覧展に行ってきました。館長のお母さんである金沢泰子さんの作品を説明する言葉がとても印象に残りました。「慈悲の書」を頼まれた時は一面の面識も無い人が「慈悲行を遂行するのみが存在理由」の翔子になんという呼応と思ったと。
「空を買って」とせがまれて町のはずれに行ったら、駐車場の脇に「空あり2万円」という看板があったと。子の全てを表現させてやろうという母親があったから才能を最大限伸ばすことができたのだろうと・・平清盛の書も見てきました。


写真は、翔子さんと

写真は、翔子さんの作品の前で


写真は、お茶を一服


写真は、福大の学長もごあいさつ

「近くの土地を借りて畑ができるといい」・双葉町の仮設で自治会長さんと懇談

15日、近所に双葉町の仮設住宅ができました。訪問して自治会長さんから要望をお聞きしました。日中は若い人が働きにでているので火災のときが心配、近所に土地があるので借りて農業ができたら良いなどの要望を受けました。原発問題では安全対策はいろいろ言ってきたがなされなかった、知事も対応を総括すべきと思うなど、厳しい現実に対する思いも複雑なようでした。
写真は、自治会長さんと懇談


写真は、日向ぼっこをする施設内の特老ホームの皆さんとゲームを楽しむ子どもたち


写真は、県と町の支援で仮設住宅にコンビにもできました、復興バスも走っています

「住民参加で行動すること」・ママの会講演会

15日、「放射能から子どもを守るいわきママの会」主催のわたり病院・渡部朋幸医師の講演がありました。スライドを使っての分かりやすい説明で、講演が終わっても質問が続きました。まとめとしては、100㍉シ-ベルト未満の健康被害はよく分かっていない、食品からの内部被爆を避ける工夫が必要、住民参加で行動することが重要とのまとめでした。
写真は、講演する渡部朋幸医師


写真は、皆さんに行動参加を呼びかけるママの会


写真は、講演が終わっても質問続く質問

日本共産党後援会お花見・雨もまたおつ

日本共産党いわき市後援会が小名浜三崎公園でお花見会を開催しました。昨年は大震災でできませんでしたが今年は盛大に行いました。あいにくの雨でしたが「雨もまたおつ」でした。


写真は、後援会の皆さんにごあいさつ


写真は、長谷部さんと


写真は、伊藤浩之市議と


写真は、雨にぬれた花びら