写真は、双葉町からいわき市の仮設住宅に避難されている方々の作品
現時点で(2014年3月初め)福島第一原発事故による損害について、福島県の被害分だけ数字になるものを集計してみました。個人と事業者が東電に請求した被害分が2兆7257億円で、市町村が請求した被害分が485億円、福島県が請求した被害分が160億円で合わせて2兆7257億円です。個人・事業者分は昨年比で2倍以上になっていて増え続けています。市町村被害分はまだまだバラバラで請求しているところばかりではありません。福島県分は決算で判断して昨年分からの請求で2年分です。県の予算は震災前と比べると2倍以上になっていますが津波地震分と創造的復興分と考える要素もあります。内在している被害分は不明です。いずれにしてもどこまで増え続けのか・・・・。
原発事故を引き起こすとその被害は際限なく広がり続けます。地震国日本での再稼働は国民の大きな不安を増すばかりか国家的損失です。