第一原発労働者死亡事故問題・なぜ災害発生後42分もたって救急車を呼んだのか・など富岡労働基準局に申し入れと懇談。県漁連と県栽培漁業協会とも。

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9日、第一原発を管轄している富岡労働基準監督所を訪問し、第一原発労働者死亡事故問題・なぜ災害発生後42分もたって救急車を呼んだのか・など富岡労働基準局に申し入れと懇談を行いました。工事計画そのものが問題でなかったか、直接働いている労働者の話や東電の報告を見ても問題ある工事ではないか、請け負った事業者はどうだったか、再発防止をすぐ行うべきなど意見交換をしながら申し入れました。また、事故原発は経験ない厳しい職場で、4000人からの人が働いている、監督署の役割は非常に重要で体制の強化は必要と言いました。

渡辺満所長は、今までも抜き打ち検査を行ってきたが全部は回りきれない、体制は事故前と比べ3人増えた、応援ももらっているが体制問題なども上局に言いたいとの事でした。また、救急車要請が遅れたことなどは、調査中なので申し上げられないとも。

県漁連とは地下水バイパスの放出の際の調査は、東電の資本が入ってないところに頼むべき、(公益財団法)県栽培漁業協会では五十嵐理事長から、アワビの栽培に力を入れていると意見や要望等をいただきました。

写真は、申し入れと懇談・左から伊東達也・全国原発問題住民運動筆頭理事、渡辺博之いわき市議・私・新婦人の武田さんも参加しました。