19日、県消防防災航空センターでは、日ごろからの訓練の状況や災害救急出動の実態などの説明を受け、防災ヘリに搭乗し大震災時の大地震で農業用ダムが決壊し死亡者8人・家屋123軒・農地90ha等の被害を出した藤沼湖の工事状況や環境創造センターを上空から視察しました。
写真は、防災ヘリ
写真は、防災ヘリに搭乗
写真は、藤沼湖の工事状況
写真は、環境創造センター
18日は総務常任委員会調査の二日目で、原発内といわき地方振興局でした。東京電力福島第一原発は大事故を起こして5年が過ぎましたが、今日はバスの中からの70分間の視察でしたが、綿の手袋と靴カバーだけでOKでした。
写真は、原発構内に入る前に、東電からJビレッジで説明を受ける
視察は、作業員の方々と一緒に大型休憩室で食事をし、バスの中からの視察でしたが、海側からも凍土遮水壁(維持は13000世帯の電気分)も見ることができました。構内は雨水が地中にしみこまないようにほぼ全面舗装されていました。むき出しの配管も整理されつつあり全体的にきれいになっていました。放射能も全体的に下がっていましたが、1号基・2号基の間の排気塔付近は1587μシーベルトでした。
写真は、原発構内に入る前に、東電からJビレッジで説明を受ける
帰れない多くの方々と地域を作り、毎日6000人以上の作業員の方が働き、溶け落ちた燃料もどこにあるか不明、何十年かかるかわからない収束作業、原発事故の被害のひどさを改めて感じ、再稼動を進める安倍政権の無責任とひどさを改めて感じました。
原発構内の写真は、撮影禁止で取れません。
5月17日~19日まで、総務常任委員会の県内調査でした。17日は県消防学校・県北振興局・相双地方振興局でした。
写真は、救急実践で人形でも高度にできています(値段は250万円位)
県消防学校は福島市荒井にあります。各自治体の消防職員と消防団員等の教育を行っています。5年前の原発事故を受けてからは、放射能に対する基礎教育も行っています。今消防職員の大量退職と大量採用を受けて研修実践に力を入れている、大規模災害を想定しての指揮者要請などに力を入れているとの事。
写真は、訓練設備・命綱をつけてさまざまな訓練が
写真は、コンピューターで火災を発生させ、消火の実践を学ぶ施設
県北振興局では、川俣町山木屋地区では避難指示解除に向けた住民懇談会が検討されているとの説明。
相双振興局では福島原発を抱える自治体がある市町村で、インフラの整備が一定進んでいる反面さまざまな課題山積でした。看護師不足が深刻(介護士も)・イノシシ対策・消防団不足・作業員が大幅に増えている問題など質問、対応対策などを求めました。
写真は、相双葉振興局との懇談