昨日いわき市文化センターで映画「アンダンテ・稲の旋律」を見せていただきました。風にそよぐ稲を見て、さわやかさとほっとした気持ちを改めて持ちました。この物語が赤旗新聞に連載されていた時も、本になった時も読みましたが、映像で見ると改めて今日本に忘れられている、アンダンテ(歩くように)の心を取り戻すことが大事と思いました。政治は、TPPの参加論議など反対方向が出てきておりますが、この気持ちを多くの皆さんと共有して行きたいと思いますし、改めてTPPの実態を知らせていき、阻止のための大きな運動を進めて行きたいと思います。(11月定例県議会で質問しました・共産党福島県議団のホームページを参照ください)。
月別アーカイブ: 2011年1月
2月県議会政調会・経済対策と市町村支援の積極性なし。
福島県議会2月定例会は、2月17日~3月16日(予定)で開かれます。それにさきがけ、会派別に県の説明を聞く政調会が、13・14日に開かれました。2011年度(H23年度)一般会計予算は、今年度より若干下回る9000億円程度になる見通しを示しました。
質問の中で、TPPは農林水産、過疎問題など、県全般に重大な影響を及ぼす事態がわかりました。住宅リフォーム事業創設などの経済対策問題は、土木部が担当していますが、経済対策として連動していない、縦割り行政の問題があると思いました。
○土木部の維持管理費は前年程度の104億円程度、○教育庁では講師は減らす方向という説明、○新しい公共で、地域の課題解決で貢献しているNPOなどへの支援が国から示されたこと、○原発の定検を伸ばすことは、国でもう決まっているので、立地町との話し合いだけで決めて行きたい方向を示すなどの大きな問題、○自殺者はH22年中は540人で、昨年比86人減ったこと、などが示されました。
子宮頸がん予防ワクチン・ヒブクチン・小児用肺炎球菌ワクチン接種については、国から半分費用が出ます(市町村半分)が、県はまったく出さないことが示されました。
写真は、政調会の様子。
写真は、まる2日間の審議をへて、控え室に帰ってほっとひと息コーヒーを。
「みんなで新しい県政を作る会」で、県要望
「県の住宅リフォーム支援制度」の実現めざし「署名」の取り組みの申し入れ
11日、日本共産党いわき双葉地区委員会は、「県の住宅リフォーム支援制度」実現をめざし、「署名」の取り組みの申し入れを行いました。訪問したのは、いわき建設業協同組合・いわき市商工会議所・いわきウイング建設組合(全県総連)・いわき民商です。建設業協同組合では諸橋専務が対応してくれ、「法人税減税と言っても恩恵を受けられるのは、ほんの一部。(住宅リフォーム制度)は良い制度、仕事を増やしてもらいたい、税金を納められるようにしたい」と言い、商工会議所では「(現在の)いわき市の住宅リフォーム制度」も含めて、住宅兼店舗もこの制度が使えるようになればいいですね」と要望されました。共産党が赤旗新聞で取り上げているのは知っている、他県でこの制度をやっていて仕事が増えていることも知っている、県でもやってくれると助かります、とか、早速署名に取り組みたいと言うところもありました。
写真は、申し入れと懇談。
出初式・かわいい看板が事務所に
「ぜひやってほしい」と大反響・住宅リフォーム支援制度の提案
昨年の11月定例県議会の私の一般質で提案した、「県の住宅リフォーム支援制度創設」に対する土木部長の答弁は慎重なものでしたが、ぜひ実施してほしいとどこでも大反響です。それだけ景気が厳しくなっていることだと思います。これは秋田県で昨年4月から実施されたもので、地元業者にリフォームを頼む時、上限20万円の補助がでるもので(市町村がそれに上のせ補助)21億円の予算で512億円の経済効果とされているものです。半年間で16000件もの申請との事です。(昨年11月秋田県に視察に行ってきました)
リフォームする人も助かる、事業者も仕事が増える、町が活気ずく、税金が出した以上に入ってきそうだ、と、。これこそ究極の循環型景気浮揚策ではないでしょうか。
写真は、この問題を報じた、福島建設工業新聞(12月10日付け)。
写真は、このことを報じた議会報告。