事務局の斉藤さんが、実家の会津に行ったとき、もらってきた山菜「どーほ」というそうです。大変おいしかったので皆さんの目にも。
山菜のドーホ
自民党・安倍首相は集団的自衛権行使にまっしぐらです。憲法9条改正しようとしたがかなわず、改正をしやすくしようと96条を改正しようとしたがこれもかなわず、今度は自分を憲法の上において独裁的に勝手に憲法解釈をしてアメリカと一緒に海外で戦争ができる体制を作ろうとしています。このような暴走に自民党内からも異論が。野田聖子自民党総務会長が雑誌「世界」で「自衛隊は軍隊になる。殺し殺されることもある。今の日本にどれだけ若者を行かせられるか・・国の借金がGDPの6%もある・・国防費にどれだけ回せるのか」と述べています。
日本共産党は、まともな外交戦略を持たず軍事的対応強化のために紛争を党略的に利用するのではなく、9条を持つ日本として平和の地域共同の枠組み作りの先頭に立って協同を大きく広げます。
写真は、野田聖子自民党総務会長が雑誌「世界」で発言
5日、家から15分のところにある金澤翔子(書)美術館に夫と行ってきました。ダウン症の天使としての心と誰よりも深い感性とを兼ね備えた書は胸に迫るものがあります。ダウン症として生まれた翔子を壮絶な苦しみと深い絶望の中で、書家として育てた母・泰子の日誌を買ってきました、今読んでます。
写真は、無心とは程遠い人
写真は、(書)美術館の庭
写真は、翔子作品制作の姿
写真は、翔子を育てたお母さんの日記「天使がこの世に降り立てば」。表紙に、この日記は私の闇の部分でもある、泣きながら育ててしまった私の取り返しのつかない悔やみ・・障害児を育てるお母さんに泣き顔で育ててはいけないといいたいから、と。子どものいないとき泣いて、と。
4日、全国青年ボランテアの被災地区案内をしました。いわき市久ノ浜の津波被害地区と、原発避難地区になった広野・楢葉・富岡町と北にすすんでいきました。広野は地元の帰還者は3割程度ですが除染や原発で働く人の基地になっておりは住民の何倍もいます。楢葉町は除染中で放射性廃棄物を入れた黒いフレコンバックが至る所にいっぱいです。富岡町では帰還困難地区があり、ガードレールで仕切られたところまで行きました。境目は17、86μシーベルトありました。
写真は、ずいぶん増えた除染物を入れたフレコンバック群・宝鏡寺・早川さんの田んぼ・楢葉町
写真は、原発労働者の基地になっているJビッレッジ(サッカー場だったところ)入り口
写真は、原発労働者支援の共産党のポスター
写真は、原発避難地域になっていて、今も津波そのままの富岡駅
5月3日は憲法記念日です。日々の暮らし平和の基本は憲法で、政治が憲法からどんどん外れてきている、25条があるのにお金がなくて病院にかかれないとか、餓死する人さえいる、27条があるのに休日を楽しめるどころか働いても生活が成り立たない、体を壊すまで働き続けなければならないブラック企業がまかり通る、韓国のセオル号の沈没事故は修学旅行生を含む痛ましい事故でだったが正規職員は一人もおらず、船長も1年契約の雇われ船長と、何より、集団的自衛権ほど嘘で固めた憲法違反はないと街宣をしました。
写真は、街宣
午後からは、いわき9条の会主催の東海大学法科大学院教授・永山茂樹さんの講演を聞きました。「権力を疑うという知恵、だまされること自体がすでに一つの悪である」と厳しく理論的に指摘しました。9条改憲・集団的自衛権行使のエネルギーは①財界の圧力②アメリカの圧力③安倍自身の生きがいにあるとしました。そして今は、財界は武器輸出を認めさせて改憲のうまみはあまりなくなった、アメリカもあまり露骨に中国との緊張は好まない、したがって今は安倍の生きがいのみになってきていると。そして、時の権力が憲法を自分に都合のいいような政治をさせないための立憲主義は保守も革新も一致できるとしました。
写真は、永山教授の講演