16日、小雨でした。小学校の運動会は延期でしたが農家の皆さんは雨を歓迎!雨にも負けずみんなで「戦争法反対!」としゃべろうと宣伝カーとハンドマイクを繰り出しました。雨にもかかわらず車の窓を開けて手を振る人が多いです。
写真は、後援会の方もハンドマイクで訴え
写真は、花も応援
写真は、私も宣伝カーで
14日、日本一安して子どもを産み育てやすい福島県を実現するための保育・学童保育・教育環境に関する申し入れを、復興共同センター子どもチームが行い、日本共産党県議団も同席しました。保育所入所ができない・保育料が高い・多子世帯は大変など、また学童保育が要望に追いつかない負担が大変、教育費がかかりすぎる、PTA会費からビーカー代金まで出している、高校教育に給付型奨学金をなど、生の声は迫力がありました。県の担当者も実態がよくわかったなどの回答でしたが、財政問題が横たわっていて回答は厳しいです。つまるところ子どもの貧困が進んでいる事も少子化もその対応が進まないのも労働法制の相次ぐ改悪と肝心の予算を取らないからです。大企業が一番儲けるける国家、軍事国家など御免こうむります。
写真は、申し入れ
12日、放射能の影響が強く帰還困難区になっている葛尾村の放射性廃棄物を焼却減容化する施設を視察しました。思ったより大きく膨大な費用が掛かっています。葛尾村の施設は中規模と言いますが費用は搬入路などは別で371億円と説明されました。建設1年・稼働2年・解体1年です。たった2年の稼働でこの値段です。葛尾村のほか県内20か所に計画があります。単純に計算して、371億円×20か所≒7420億円です。原発は一度事故を起こすと元に戻すには気の遠くなるような費用が掛かります。電気代と税金で賄う事になります。
土以外の落ち葉や解体した家など、燃える物を燃やして十分の一程度にすると説明されました。燃えカス灰は濃縮されて放射能濃度は約5倍に、飛灰は約33倍になる、10万ベクレル以下は埋設、それ以上は予定されている中間貯蔵施設に運ぶと言います。説明は環境省の方と、建設にあたった、共同企業体の方でした。
写真は、減容化施設全景
写真は、管理棟で説明を受ける
写真は、廃棄物処理の流れ
写真は、外形
写真は、内部
11日、日本共産党の5人の県議団と岩淵ともさん(参議院比例候補)は、福島原発事故で避難中のいわき市に仮事務所がある楢葉町の松本幸英町長と同双葉町の伊澤史朗町長と懇談しました。
楢葉町の仮役場はいわき市中央台にあります。松本町長は平成24年8月に警戒区域見直し以降、除染やインフラ整備に取り組んできた、昨年5月「帰町の判断」をした、全町避難で初めて帰えることになるので慎重にやらなければならないと言います。
解決すべき問題として①フォローアップ除染など町民の不安除去②減容化施設の早期実現と安全対策③飲料水の安全安心対策④放射線と原発不安解消⑤子どもを安して産み育てられるように⑥域外派遣職人の宿泊施設支援⑦復興住宅の入居緩和⑧竜田駅東側地域開発財政支援⑨コンパクトタウン支援⑩産業の集積と創出などの要望を受けました。
双葉町の借り役場はいわき市南部の東田町にあります。課題は複雑多岐にわたっている、先の見えない土地に根付いてない自治体がいかに大変かなどの話や、また中間貯蔵施設受け入れは国の責任を明確にするこが地権者の協力も得られることなど一致しながら話し合いました。
双葉町北部の放射線量の少ない地域の復興計画やいわき市南部・勿来町酒井地区の「双葉町外拠点」づくりが進みつつあることなどの懇談をしました。町民が県外に42%も避難してる、職員の心のケアも必要など深い困難な話もあり寄り添った対応が必要と思いました。
最後に田人の四時ダムの発電施設も視察してきました。
3日、憲法記念日は立正佼成会・外務部長・根本昌廣氏の講演を聞きました。いわき9条の会主催です。対話を大事にする、アンダースタンド・下に立ってこそ本当の理解が、丸腰こそ原点、だれかの犠牲の上に安全保障はあり得ないなど本当に深い話でした。また、自民党菅官房長官に直接会っての申し入れ、また長年自ら紛争国・地帯に行っての活動など行動に裏打ちされた「理想主義的現実主義」は皆さんの納得のいくものでした。
9条は人類の宝であり、日本だけ持っている戦争放棄は世界遺産にと。根本さんは、私と同じ錦出進で(勿来地区)ご縁があります。
開会あいさつは、宗教者9条の会呼びかけ人・明賢寺住職、閉会挨拶は、いわき市キリスト教者9条の会・住吉英冶さんでした。